ミスティコがBブロック予選突破!CMLLアレナメヒコ金曜日定期戦

(C)CMLL

 4月15日(現地時間)にメキシコシティ・アレナメヒコで『CMLL アレナメヒコ金曜日定期戦』が開催された。
 今大会は何らかの王座を持っているものだけが参戦出来るカンペオン・ウニベルサル2016のBブロック予選が行われた。日本ではメキシコのG1グランプリと言われている無差別級トーナメントでCMLL最強を決めるものだ。2022年はA、B、Cの三ブロックで予選が行われ勝ち上がってきた三選手が3WAYマッチで決勝戦を行うこととなっている。
 今回のBブロックでは、ミスティコ、ストゥーカJr.、ボラドールJr.の三人で予選が行われた。この三選手は実績がずば抜けているので三人での予選となったようだ。そして試合はミスティコとストゥーカJr.が勝ち残ったが、ここでストゥーカJr.と抗争中のアトランティスJr.がリングサイドに現れて挑発。ストゥーカJr.がやり合おうとすると、その隙にミスティコが必殺のミスティカを極めて勝利。ストゥーカJr.は激怒してアトランティスJr.を追いかけていき、ミスティコが決勝進出となった。
 セミファイナルでは伝説のロス・ゲレーロス・デ・ラ・アトランティダ(ウルティモ・ゲレーロ、アトランティス、アトランティスJr.、グラン・ゲレーロ)とロス・インフェルナレス(エチセロ、メフィスト、エウフォリア)とソベラノJr.の混成軍の対戦となった。かつてアトランティスとウルティモ・ゲレーロという超大物同士の合体となりCMLLマットで暴れまわった伝説のユニットが、息子アトランティスJr.、弟グラン・ゲレーロが手を組んだ事で再結成。アトランティスはその後、テクニコとして再びウルティモ・ゲレーロと抗争を再開したが、究極の決着戦マスク剥ぎマッチでアトランティスが勝利して決着がついたことと年齢的な事から現在は一歩引いた立場になってる事もあり伝説のユニットが再結成となった。しかし試合はレフェリーが試合に巻き込まれて意識を失った隙にソベラノJr.がウルティモ・ゲレーロに急所攻撃。そのままエウフォリアが押さえこんでフォール勝ち。反則絡みでインフェルナレスが勝利となった。

■ CMLL アレナメヒコ金曜日定期戦
日時:2022年4月15日(現地時間・放送日)
会場:メキシコ合衆国メキシコシティ・アレナメヒコ

<カンペオン・ウニベルサル2022 Bブロック決勝>
○ミスティコ(CMLLミドル級王者)
 1-0
●ストゥーカJr.(NWAライトヘビー級王者)
ボラドールJr.(NWAウェルター級王者)

<8人タッグマッチ>
○ロス・インフェルナレス(エチセロ、メフィスト、エウフォリア)、ソベラノJr.
 2-1
●ロス・ゲレーロス・デ・ラ・アトランティダ(ウルティモ・ゲレーロ、アトランティス、アトランティスJr.、グラン・ゲレーロ)