(c) AEW
■ AEW Dynamite
日時:4月6日(現地時間)
会場:米マサチューセッツ州ボストン アガニス・アリーナ
その昔はエッジ&クリスチャンのコンビで、人気のプレイボーイ”R指定”エッジと、実力派のクリスチャンという色分けだったのだが・・・。こうして出来るアダム・コールのザ・ブームに沈む勝敗とはいえ、凄い試合をやって魅せたらどうなのか。つい先日なので、明らかに『レッスルマニア』のエッジvs. AJスタイルズ戦より、こっちの方が白熱の攻防だと一般ファンにまで見えてしまったかも。
コールの狙いはハングマン・ペイジ王座への再挑戦なのだが・・・そして、出、出、出ましたサモア・ジョーです。
オーエン・ハート杯男子トーナメント予選ということで、ラップ・キャラのマックス・キャスターを筋肉バスターで落とします。
MJFがゲスト解説から試合介入して、ウォーロードも出てくるショーン・ディーンがショーン・スピアース会長に勝利する試合は飛ばしますが、マット&ジェフのハーディ兄弟、ブッチャー&ブレイドとのタッグ戦も、マットがもう動けないんでイマイチだったかも。そりゃスワントーンボムで勝ちますけど・・・。
アンドラデ軍とスティングの花道でのいざこざオマケ付きでした。
米国に戻った志田光の一発目がオーエン・ハート杯女子トーナメント予選のジュリア・ハートって・・・こりゃダメです。まぁセリーナとのチャンバラで恰好付けましたけど。
さて、お待ちかねのベビーフェイス化した世界タッグ王者(AAA&ROH)FTRと、ヤングバックスのダブル王座戦。AEWでは2度目となるのだが、これはもう掛け値なしの至宝戦に。必見です。AEWはタッグ部門世界一を広言してきたが、はい、その通りでございます。
ビッグリグでのダブル王座防衛はわかってることだが、ケツはどうでもイイこと。フィラデルフィア客と並んでうるさい鬼門のボストン客を手玉に取って熱くさせていた名勝負。『レッスルマニア』週間のフォロー回は、AEWがレスリングの質で締めたのであった。
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’22年04月14日号Wマニア現地取材ダラスSD殿堂S&D AEW-ROH ノア福田Kickマサル引退