新日両国超満員/Pアーツ・スピリット/特典WeRemember’83猪木「人間不信」~マット界舞台裏4月16日号

表紙:マリア・ケネリス

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150410wb092NJPW_Ibushi9-3飯伏幸太がケニー・オメガに気を取られ、フェニックス・スプラッシュが受け止められスタイルズ・クラッシュに
1983年の新日黄金時代ピークと並ぶ、2015年人気の絶頂と後年の歴史に記されるのだろうか?

 今週の巻頭記事は当然、新日本プロレス両国大会の結果を受けて、タダシ☆タナカ記者が裏情報を徹底的に調べ上げた。他媒体と圧倒的な差異を誇る『マット界舞台裏』のスクープ連発だが、今週号も読者の知りたい事がばっちり書いてあるのだ。
 AJスタイルズが飯伏幸太に完勝して、次の相手がオカダ・カズチカに決定したのは周知の通り。このカードで大阪城ホールで勝負しようとしているが、ここに不穏な影が・・・。去年の横浜アリーナと同じカードとは言え、今後、オカダ政権になるのが決定的にも関わらず、興行的にどうして不安なのか? 専門家だからわかる情報と考察が冴えわたる。

 新日本プロレス両国大会レポートもばっちり収録している。飯伏のフェニックスを受け止めて、そのままスタイルズ・クラッシュで完全勝利したAJスタイルズの勝ちっぷりが大きな話題となり、ハッピーエンドで終わるはずだったが、とんだお邪魔虫?オカダが乱入し、せっかくの勝利の余韻が台無しになったto be continued…のエンディングから、マリアに岡惚れしてしまったカール・アンダーソンの醜態など、見どころたっぷりでお届けしている。

 さらに、WWEネットワークとの比較など、今号は特典ボーナスと併せて新日研究の必読書となっている。

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ピーター・アーツ・スピリット公式HP

 また、巻頭記名記事は毎号インサイダーが書いているので、格闘技にもダントツに強い自負がある。我らがピーター・アーツの新プロジェクト「ピーター・アーツ・スピリット」のスーパーバイザーである谷川貞治氏から示唆に富んだ記事が入稿された。
 アマチュア、特に少年たちの大会がなぜ、今伸びているのかという秘密から、アーツがこのプロジェクトに賭ける情熱が赤裸々に語られている。主催者の面子とアーツがどれだけ深い関係をもっているかが、はっきりわかる仰天記事でもある。更に、谷川氏は新日本プロレス両国大会も観戦。一時は格闘技に押されて虫の息だった日本のプロレスが、復活してきた理由が明らかになる。

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 当時の現場取材陣先兵部隊が集結した、昭和レトロに圧倒的に強い『週刊マット界舞台裏』だけに、本来は単独で発売する予定だった『1983年のアントニオ猪木~人間不信』が今週号に特別に収録された。1983年の黄金期頂点の真相解禁と、2015年両国国技館満員札止めの対比の意味合いもある。
 ボリューム的にも単独作品として別途販売しておかしくない体裁の労作は、あの伝説となっているアントニオ猪木ベロ出し失神事件の裏側を徹底的に追及している。ハルク・ホーガンのアックス・ボンバーで猪木が失神。誰もがIWGP初代王者は猪木だと思っていた観客、全国のファンが仰天した事件は、現在でも語り草になっている。この裏側に何があったのか?
 これには、アントン・ハイセル、梶原一騎、猪木監禁事件、初代タイガーマスク新日本プロレス離脱、猪木と倍賞美津子離婚問題など、昭和の事件の数々と密接につながっているという衝撃の事実が判明した。遂に昭和プロレス史最大の謎が明らかになる!

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