全日本プロレスで1987年にレフェリーとしてデビューした福田明彦レフェリー引退大会がGメッセ群馬にて開催された。全日本プロレスからは師匠の和田京平氏も駆け付け第4試合の8人タッグマッチを裁き、大会に華を添えた。ノア旗揚げ時からレフェリー、バス運転手、リング設営など裏方として三沢光晴社長を支えてきた男は、三沢イズムの継承者のひとりである。
メインの6人タッグ戦では潮崎豪が稲葉大樹を剛腕ラリアットで叩きつけ25分以上の熱戦を制し、集まったファンは福田レフェリー最後の3カウントを聞いた。
第6試合のGHCジュニアヘビー級タッグ選手権はYO-HEYが得意の宙返りドロップキックをタダスケの顔面に決め、2度目の防衛に成功した。
試合後、モニターから川田利明からのビデオメッセージが流れ、福田明彦レフェリーの人望の厚さを物語るところとなった。
■ プロレスリング・ノア REAL OVERTURE 2022
日時:4月3日
会場:Gメッセ群馬
<第1試合・タッグマッチ>
○キング・タニー モハメド ヨネ
11分59秒 ファンキープレス⇒片エビ固め
稲村愛輝 ●岡田欣也
<第2試合・タッグマッチ>
原田大輔 ○宮脇純太
12分34秒 ファルコンアロー⇒片エビ固め
アレハンドロ ●藤村加偉
<第3試合・シングルマッチ>
○鈴木秀樹
10分37秒 ロイヤルストレッチ
●征矢学
<第4試合・8人タッグマッチ>
Eita NOSAWA論外 △鈴木鼓太郎 スペル・クレイジー
9分07秒 両者リングアウト
HAYATA 小川良成 △進祐哉 矢野安崇
△鈴木鼓太郎
8分31秒 ダブルフォール
△進祐哉
<第5試合 6人タッグマッチ>
拳王 中嶋勝彦 ○仁王
14分33秒 ストゥーカスプラッシュ⇒片エビ固め
田中将斗 望月成晃 ●覇王
<第6試合・GHCジュニアヘビー級タッグ選手権>
[王者]小峠篤司 ○YO-HEY
17分56秒 ドロップキック⇒片エビ固め
[挑戦者]●タダスケ 大原はじめ
※第49代王者組の2度目の防衛に成功
<第7試合メインイベント 6人タッグマッチ>
杉浦貴 丸藤正道 ○潮崎豪
25分25秒 豪腕ラリアット⇒片エビ固め
清宮海斗 マサ北宮 ●稲葉大樹
※詳細拡大版は金曜発売「週刊ファイト」に収録
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’22年04月14日号Wマニア現地取材ダラスSD殿堂S&D AEW-ROH ノア福田Kickマサル引退