アダム・ケレシュがKO勝ちで本戦へ!PFL Challenger Series 6

(C)PFL

 3月25日(現地時間)にフロリダ州オーランドで『PFL Challenger Series 6』が開催された。
 世界唯一の総合格闘技(MMA)リーグであるプロフェッショナル・ファイターズ・リーグ(Professional Fighters League、PFL)は、レギュラーシーズン、「勝ち抜き」プレーオフ、シーズンを締めくくるチャンピオンシップで闘う個人のファイターが参加する真のスポーツとしてMMAを提供する最初の組織である。MGM Televisionとの新しい提携は、世界中の3億人のMMAファンとの交流の最大化を目指すPFLマルチプラットフォーム配信に、台本なしのプログラムとショート形式のコンテンツを提供する。当初の台本なしシリーズは、ファイターの日常生活をファンに提供し、チャンピオンがPFLリーグ・プレーオフで出場権を獲得するパラレル・トーナメントを特徴とする。
 今大会はチャレンジシリーズとして予選的な意味合いを持つが、ただ勝てばいいのではなく審判員と観客の投票で良い試合をした選手が選ばれて本選出場となる。当然、判定勝ちを狙ったりすれば選ばれる可能性は限りなく低くなるのでやはりKOや一本でインパクトが残る勝ち方をする必要があるとなるのだ。
 今大会ではヘビー級の四試合が行われ、神々の階級だけに判定は一試合もなく全てKOか一本で決着となった。メインではマルセロ・ヌネスがベボン・ルイスを三角締めを極めて一本勝ちしたが、それよりもアダム・ケレシュがチャド・ジョンソンのバックを奪って強烈なパンチを叩き込んでKOした試合の方が、ほぼ一発で仕留めたインパクトの強さもあり、ケレシュが本戦進出となった。

■ PFL Challenger Series 6
日時:2022年3月25日(現地時間)
会場:アメリカ合衆国フロリダ州オーランド

<ヘビー級>
○マルセロ・ヌネス(米国)
 2R 2分39秒 三角締め
●ベボン・ルイス(米国)

<ヘビー級>
○ジャコモ・レモス(ブラジル)
 2R 0分33秒 TKO
●ビリー・スワンソン(米国)

<ヘビー級>
○アダム・ケレシュ(イスラエル)
 1R 3分34秒 TKO
●チャド・ジョンソン(米国)

<ヘビー級>
○ダイクォン・バックリー(米国)
 2R 1分46秒 TKO
●ジョン・カニンガム(米国)