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［週刊ファイト3月31日号］収録　［ファイトクラブ］公開中

▼RIZIN34地元キック・浪花怒涛のKO祭り
　by 猫山文楽拳
・浪花ランカー同士のオープニングマッチ
・アウェーを制して小川快勝
・佐藤執斗悲憤「行きます」と言ったのに・・
・笠原友希鮮烈1RTKO
・憂也、洋輔を2回TKOでひねる
・大雅RISEの激勝再現成らず高橋亮と痛み分け
・明暗分けた判定結果皇治地元に錦飾る
・判定認否を「信者」と「不信者」を見分けるリトマス試験紙にしないために

　RIZINらしい煌びやかなイベント。会場が大阪ということもあり地元浪花の荒ぶるお祭り男たちが華を添え、ファンが詰めかけ、令和版太閤秀吉の花見の宴席といった賑わい。

　地元出身大応援団引き連れ参戦の皇治が出場のセミファイナルでは第3ラウンド、実況御自ら「ここから声出して良いゾーン」と、声援容認。
　おもしろうて、やがて悲しき宴かな。試合後のインタビュールームは、勝敗で明暗分かれ悲喜こもごもだった。

　RIZINナンバーシリーズ34回目の大会全16試合中キックの試合はオープニングマッチを入れると全7試合開催、いずれの試合にも地元浪花のファイターが出場、かつまたセミにはバカサバイバーこと青木真也肝いりの冬眠から目覚めた地元ドル箱スター皇治の再起を賭戦がけた試合が組まれたこともあり、場内の廊下一面に皇治への著名人、スポンサー企業から送られたフラワースタンドがずらり。

　この写真だけ見ると、皇治の自主興行の取材記事かと見間違う人がいそうだがRIZINです。

浪花ランカー同士のオープニングマッチ
＜オープニングファイト　キック（肘無し・掴んでからの攻撃は1回）　60kg契約　3分3R＞
●佐藤　亮（健心塾／NJKFスーパーフェザー級3位、DEEP☆KICK -60kg 5位）
　2分15秒　1RTKO
◯駿（Reborn Kickboxing Gym／DEEP☆KICK -60kg 3位）

　過去二度の対戦は1勝1敗、両者ともRIZIN初参戦の3度目の正直は駿がパンチラッシュで佐藤を沈め鮮やかな1RKO勝ち。

　オープニングを飾るに相応しい鮮烈な闘い、試合後の感想も爽やかだった。
駿「きっちりKOで勝ってよかったなと思います。
　　広い会場でモチベーション上がりましたし、本戦に出たいなと思いました。」
佐藤「大きな会場で緊張しました。もやもやしてます。次は本戦に出れる位頑張って戻って来たいなと思います。」