[ファイトクラブ]ドラゲー灘崎初開催しゃちほこBOY凱旋大会K-ness.引退前最後の岡山来場

[週刊ファイト3月24日号]収録 [ファイトクラブ]公開中

▼ドラゲー灘崎初開催しゃちほこBOY凱旋大会K-ness.引退前最後の岡山来場
 photo & text by 猫山文楽拳
・K-ness.来場
・しゃちの尽力実を結び岡山県内ドラゲーファン増殖中?
・シュン初開催地でもジェイソンをモノ扱い
・Kzy「カウンセラー呼べ」再び
・ドン・フジイ自由過ぎる介入で独り勝ち?
・ミノリータ牛若丸Ben-kを翻弄
・ダイヤ吉岡D_Courage灘崎初お目見え
・パンチ富永Eitaに熱烈ラブコール



■ ドラゴンゲート GLORIOUS GATE 2022 -Final Burst Out! K-ness. Forever-
日時:2022年3月12日(土)18:00
会場:場:岡山市灘崎文化センター(観衆185人・主催者発表)

K-ness.来場

 昨年12月28日神戸大会で引退表明をしたK-ness. が来場、リング上から挨拶を行った。
 「岡山に来るのは最後になると思います。」
 K-ness.本大会ではカードが組まれていなかったので、岡山においては挨拶のみの終幕となった。
 私としては・・いや、ドラゲーのファンのみなさんならば・・せめてもの見納めにこれだけでもやって欲しかったのではなかろうか・・

(ジミーズ写真提供・ねこ)
 ドラゴンゲートプロレスの岡山県における興行開催頻度は、このところ月1のペースで来てくれており、それは誠に嬉しい限り。中国地方のプロレスファンはみんな同じ気持ちだろう。
 それはまさに、岡山県出身のしゃちほこBOYの、故郷にプロレスを浸透させ、生誕の地である矢掛町でプロレスを開催したいとの熱意により実現していることなのだ。
 だから、岡山大会は本戦の流れとは趣が異なるスピンオフ的な色合いが強い。
 プロレスに馴染みの少ないお客さんたちのために、前後のストーリーを把握せずとも楽しめる、初心者も入っていきやすい明るさ重視の構成となっている。

 分かり易いのは、悪いことではない。
しゃちの尽力実を結び岡山県内ドラゲーファン増殖中?

 岡山では地方のどこのドラゴンゲート大会の会場よりも小さいお子さん連れの家族の姿を多く見かける。
 岡山県小田郡矢掛町。知る人ぞ知る宿場町の名残り残る風情ある山あいの里。
 見渡す限り広大な畑と、ツワモノ共の夢の跡が残る山城はマムシが多発するので夏場は入山も出来ない。
 夜ともなると、澄んだ夜空に満天の星が煌めく。陰陽師安倍晴明が天体観測のために住んでいたというのも無理はない。 
 3年ほど前には大自然が猛威をふるって川が氾濫し、隣町の家が流され、多くの人が犠牲になった。
 そんな大自然の懐から出てプロレスラーになった男の夢~地元矢掛町でプロレスを開催したい~矢掛町の子どもたちに地元でプロレスを観てもらいたい~プロレス愛、地元愛が彼を突き動かしている。

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