オミクロン株増加も死亡者は微増のカンボジア!今大会KOはなし!MAS FIGHT女子戦も開催!『MAS FIGHT CAMBODIA』

©Town Sports
 3月6日カンボジア・プノンペンのTown Full HDTVスタジオで『MAS FIGHT CAMBODIA』が開催された。2021年11月14日大会より9分1Rの立ち技格闘技“MAS FIGHT”はグローブを着用せず、バンテージのみの古式ムエタイ“カッチューア”形式のノーグローブ戦も行われている。※今大会はノーグローブMAS FIGHTはなし

 大会の核となるクン・クメール(カンボジアのムエタイ)4人トーナメントでは、エリット・マカラが初戦、決勝と判定勝で優勝。賞金340万リエル=約96,000円を獲得。

 準優勝のリン・サロスには180万リエル=約51,000円が授与された。

 全6試合の大会スタイル、カンボジアのムエタイ“クン・クメール”5R戦、大会の核となるワンデー4人トーナメントの初戦クン・クメール3R戦、9分1Rの立ち技格闘技“MAS FIGHT”2試合、最終第6試合にワンデートーナメント決勝戦3Rとなっている。
 カンボジアでは、昨年2021年2月中旬までCOVID-19死亡者0、感染者数も400人台まで抑え込み、全ての外国人を対象とした入国制限措置が効果を出していたが、2月下旬に初の死傷者も出て罹患者も続出※、6月下旬に感染拡大のピークから、10月に入り急減、無症状の人を検査対象から外すよう、フン・セン首相が指示したとされ、その影響だとみられている。よって迅速抗原検査の結果と軽症者は感染者数に含めていないため、減少傾向が続いていたが「オミクロン株」が入ってきて、現在の新規罹患者は、ほぼオミクロンで3月6日には、30日連続で100人超えと報じられているが、死亡者は、それほど多くない状態である。保健省からは、オミクロン株感染を完全になくすことは不可能だとして、感染を最小限に抑えるために「3つのDoと3つのDon’t」の励行やワクチン接種を呼びかけ、国民の6%近くは4度目の接種を終えている。
(ソース:NNA ASIA アジア経済ニュース、ポステ・カンボジア生活情報サイト
 現在、2回のワクチン接種完了が3月6日時点で人口の82.9%(※日本は79.7%で2週間以上増えていない)を超えているが、国内の行動制限は変わらず、3回目のブースター接種も進んで50.6%(日本は3月6日時点で25.0%)の国民が接種済となっている。
Source:日本経済新聞アジア経済ニュースカンボジア経済
・クラスター発生源は、隔離中の中国人が隔離ホテルから賄賂を使って脱走し、クラブやサービスアパートメント等で感染を広げたとされている。
SankeiBiz:https://www.sankeibiz.jp/macro/news/210308/mcb2103080612001-n1.htm

「3つのDoと3つのDon’t」の励行
Do(1)手指の洗浄・消毒
(2)マスクの着用
(3)ソーシャル・ディスタンス(1.5m)の確保
Don‘t(4)密閉空間を避ける
(5)人混みを避ける
(6)他人との接触を避ける
 
◇カンボジアの感染概要

「各日」は前日以降に新たに報告された感染者数
データ提供元:JHU CSSE COVID-19 Data·このデータについて
3月6日までの概要:陽性者:13.2万、死亡者:3,041
◇カンボジアのワクチン接種状況

3月6日までの概要
データ提供元: Our World in Data · 最終更新: 1 日前

※◇MAS FIGHTルール
・1ラウンド9分
・判定なし、9分闘い抜けば引分、KO決着のみ
・2ダウンでKO敗
・立ち技のみ(※投げ可)

■『MAS FIGHT CAMBODIA-week 109』
日時:2022年3月6日 15:00開始(日本17:00)
会場:カンボジア・プノンペン・TOWN FULL HD TV スタジオ
試合の様子は公式Facebookページ公式Youtubeでもライブ配信されている。
3月6日大会:https://youtu.be/I1Mng0lOaWo

<第6試合 65㎏トーナメント決勝 ノーグローブ クン・クメール 3分3R>
●リン・サロス(カンボジア)-
 判定 
○エリット・マカラ(カンボジア)-Elit Makara

<第5試合 57㎏ MAS FIGHT 9分1R>
△セン・タイサン(カンボジア)-Seun Thaisan
 時間切れ引分
△ピス・ブンセス(カンボジア)-Pich Bunseth

<第4試合 54㎏ 女子MAS FIGHT 9分1R>
△ヴィ・サリチャイ(カンボジア)-Vi Sreychay
 時間切れ引分
△ムゥイ・タイサン(カンボジア)-Meuy Thaisan

<第3試合 65㎏トーナメント クン・クメール 3分3R>
●ロゥム・ブンロゥン(カンボジア)-Roeurm Bunruon
 判定
○エリット・マカラ(カンボジア)-Elit Makara

<第2試合 65㎏トーナメント クン・クメール 3分3R>
○リン・サロス(カンボジア)-Rin Saroth
 判定
●コーン・チャンタ(カンボジア)-Korn Chantha

<第1試合 57㎏ クン・クメール 3分5R>
●エリット・ピエロン(カンボジア)-Eli Phearon
 4RKO ※右ミドルキック
○トゥン・エングロン(カンボジア)-Thun Eanglong

※カンボジア“すべての外国人に対しての入国規制”(2022年2月28日)
カンボジアへの入国
以下条件を満たしていれば隔離免除
①ワクチン接種済みであることを証明できる書類の提示
・カンボジアまたは外国の政府機関が発行したもので、英語またはクメール語で記されているもの
②陰性証明書の提示
以下条件を満たす新型コロナウイルスの陰性証明書が必要
・カンボジア到着72時間以内に居住国の保健機関・当局などから発行されたもの
※シンガポール経由便の場合は出発48時間以内
・検査の種類はPCR検査で検体は鼻咽頭スワブ(Nasopharyngeal Swab)
・英語またはフランス語で作成されているもの
・検査機関の印の押印および責任者の署名が必要
・紙媒体の原本が必要
上記書類を提示した後に抗原検査を行い、陰性であることが確認されれば(結果が判明するまで15~20分程度要する)隔離することなく無制限で国内の移動が可能
▼ワクチン未接種の場合
ワクチン未接種の場合は、隔離などの制限措置の対象となる
①入国制限措置
・隔離期間:14日間
・隔離場所:カンボジア政府が指定する隔離施設または保健省が承認した隔離可能なホテル
②カンボジア入国時の措置
以下条件を満たす新型コロナウイルスの陰性証明書が必要
・カンボジア到着72時間以内に居住国の保健機関・当局などから発行されたもの
※シンガポール経由便の場合は出発48時間以内
・検査の種類はPCR検査で検体は鼻咽頭スワブ(Nasopharyngeal Swab)
・英語またはフランス語で作成されているもの
・検査機関の印の押印および責任者の署名が必要
・紙媒体の原本が必要
隔離ホテルの予約確認書の提示またはデポジットの支払い
・カンボジア入国後に保健省が承認したホテルで隔離する場合は事前に予約して予約確認書を提示する必要がある
※予約確認書は紙媒体で必要
・予約確認書が用意できない場合は約23万円(2,000米ドル)のデポジットを支払う必要がある
新型コロナウイルス感染検査の受検
・カンボジアに到着後、新型コロナウイルス感染症の検査を受検
・検査の結果が陰性であった場合は14日間の隔離
・陽性の場合は、治療施設に移送される
※COVID-19健康保険加入の推奨されている

カンボジア国内の主な規制(移動制限や外出禁止など)2021年12月1日

※1リエル=0.028円 ※2022年3月7日時点