ドラゴンゲート後楽園 ジミーズ泣き笑いファイナル GOLD CLASS初お目見え シュンサイコパス発動


(ジミーズ写真提供・ねこ)
 ある年齢層のプロレスファンにとっての、青春の1ページが幕を降ろした。
 ジミーズが、メモリアルマッチで一夜限り最後の復活を果たした。
 観客も、選手も、泣き笑いで、一瞬一秒をその目に焼きつけるが如く見守っていた。
 共に闘った選手たちも一瞬一秒を心に刻みながらリングに立っていたようだ。


 コロナ禍ゆえに、齊藤了のサイクリングヤッホーも、「叫べ」から「手拍子」に。
 新しい応援スタイルに観客も慣れた。
 改めて気づかされた。
 時間は巻き戻すことが出来ないが、一瞬一秒映像や画像そして人々の記憶のなかに永遠に生き続けるということを。

 K-ness.引退試合のカードが決まった。

■ ドラゴンゲート Final Burst Out! K-ness. Forever
日時:4月7日(木) 18:30試合開始
会場:東京・後楽園ホール
<K-ness.引退試合>
K-ness.
横須賀ススム
 vs.
ドラゴン・キッド
Kzy

 「永遠のライバルKID、可愛い弟分kzy
 最後にこの2人と戦いたかった」
 K-ness.本人の希望が反映されたカードとなった。


 メインイベントは土井の再三に渡る箕浦への熱烈ラブコールが実を結び、更にはR.E.Dから放逐された石田凱土を加えての新たなユニットGOLD CLASSが、揃いのゴージャスなゴールドのガウンとコスチューム姿で後楽園に初お目見え、初戦を勝利で飾った。
 試合後土井が箕浦にプレゼントを進呈。
 マスカレードのテーマ曲と共に現れたマスクマンがマスクを取ると早川匠。
 困惑する箕浦に土井は、海外での例を引き合いにスーパースターにマスコット的な存在はつきものとして、「この子を自由に使っていただいて結構です。」と説明。
 箕浦は思いがけないプレゼントを快く受け入れた。
 ミノリータと命名された早川だが、土井は4人目のメンバーをあくまでもマスコット的立ち位置に置くとして、総勢4人だが3人組で闘うと主張した。


 「ジェイソン、お前は俺のものだ」
 シュンの病的なジェイソンへの執着がジェイソンを追い詰め、周囲を騒然とさせた第4試合。
 シュンとメンバーの深まり溝埋めようなくマスカレード空中分解後もシュンとの関係は修復するどころか悪化の一途。
 そうしたなかでのシングルマッチは試合開始早々から大荒れで、ほぼほぼ喧嘩マッチの様相に。
 感情むき出しのジェイソンをSSWで沈めたシュンは「お前は俺がいないと何もできない」と執拗に追い詰め「お前は俺のもの」とマイクで繰り言のようにつぶやき続ける姿は、かの有名な映画「サイコ」のベイツ・モーテルの管理人に激似。
 カオスと化したリング内に登場した斎藤GMは、4月25日の後楽園大会においてジェイソン獲得の交渉権を得るための3WAYマッチを行うと発表した。

一般公募より選出されたドラゴン・ダイヤ&吉岡勇紀のタッグチーム名が、“D’Courage(ディーカレッジ)”に決定した。

■ ドラゴンゲートGLORIOUS GATE 2022 開幕戦 -Final Burst Out! K-ness. Forever-
日時:2022年3月3日(木)18:30
会場:東京・後楽園ホール(観衆710人・主催者発表)

<第7試合 1/60>
箕浦康太◯
土井成樹
石田凱士
 12分33秒 R-301⇒片エビ固めめ
YAMATO
Ben-K
奥田啓介●

<第6試合 1/45>
Eita
◯ヨースケ♡サンタマリア
 5分46秒 Eitaの凶器攻撃⇒片エビ固め
H・Y・O
●SB KENTo

<第5試合 Final Burst Out! メモリアルマッチ-ジミーズ- 1/30>
 ジミー・ススム
ジミー・カゲトラ
堀口元気H.A.Gee.Mee!!
ジミー・神田
◯斎藤“ジミー”了
 15分23秒 斎了ロケット⇒片エビ固め
望月成晃
ドン・フジイ
ドラゴン・キッド
新井健一郎
●このまま市川 

<第4試合 1/30>
●ジェイソン・リー
 10分21秒 SSW⇒エビ固め
◯シュン・スカイウォーカー 

<第3試合 1/20>
ドラゴン・ダイヤ
◯吉岡勇紀
 8分50秒 inferno⇒エビ固め
藤原拓磨
●ラ・エストレージャ 

<第2試合 1/15>
近藤修司
U-T
●飯橋理貴
飯橋偉進
 8分38秒 グルクンドライバー⇒エビ固め
◯グルクンマスク 
(琉球ドラゴンプロレスリング)
吉田隆司
ストロングマシーン・J
布田龍

<第1試合 1/15>
●BIGBOSS清水
Kzy
JACKY“FUNKY”KAMEI
 10分5秒 凶器攻撃により反則勝ち
◯KAI
B×Bハルク
ディアマンテ