[ファイトクラブ]旗揚げ記念&春祭典ゲストは限定的 オカダ「50周年まだまだ長いです」

[週刊ファイト3月3日号]収録 [ファイトクラブ]公開中

▼旗揚げ記念&春祭典ゲストは限定的 オカダ「50周年まだまだ長いです」
 text by TERUZ photo:編集部 新日本プロレス2・19&20札幌
・次世代ジュニアのワト初戴冠 札幌4WAYでジュニアタッグベスト
・後藤&YOSHI-HASHIが絆で初防衛 コロナ禍の悪名トーチャー粉砕
・ありそうでなかったシングル戴冠 SANADAが新日プロ参戦後初
・ドッグゲージに閉じ込められたボス 鈴木みのるの役割に賛否
・トーチャーは続くよどこまでも 2日目雪辱で6人タッグ王座防衛
・オカダ「同じ闘い方では勝てない」逆デスティーノ投入で内藤粉砕
・藤波・棚橋・オカダが旗揚げ記念合体 王者もJr.も若手もNJC総登場
・史上最大48人規模で強行!? エアポケット状態からの脱出なるか


■ 新日本プロレス LECクリンぱっ!Presents 新春黄金シリーズ
日時:2月19日(土)17:00
会場:北海道立総合体育センター北海きたえーる 観衆2,068人(主催者発表)

■ 新日本プロレス LECクリンぱっ!Presents 新春黄金シリーズ
日時:2月20日(日)14:00
会場:北海道立総合体育センター北海きたえーる 観衆3,751人(主催者発表)

 新日本プロレスビッグマッチ2・19&20札幌2連戦は、「棚橋vs.SANADA」USヘビー戦、「オカダvs.内藤」IWGP世界戦をはじめとするタイトルマッチラッシュとなった。「コロナ禍」が明けない、「対抗戦ロス」が埋まらないエアポケット状態にある新日本はどんな闘いを見せつけたのか。そして大会明けに発表となった『旗揚げ記念日』『NEW JAPAN CUP 2022』のラインナップから今後の展開を占う。

次世代ジュニアのワト初戴冠 札幌4WAYでジュニアタッグベスト

<2月19日/第6試合/IWGPジュニアタッグ選手権試合4WAYマッチ>
[挑戦者]
マスター・ワト
〇田口隆祐
 12分22秒 No.9⇒片エビ固め
●タイガーマスク
ロビー・イーグルス
[第68代王者]
※あと2組は金丸義信&エル・デスペラード、エル・ファンタズモ&石森太二
※イーグルス&タイガーが2度目の防衛に失敗。田口&ワトが第69代王者となる

 チーム「6or9」こと田口&ワトが第69代王者となるという“オチ”は1度切り。4WAYマッチとして繰り広げられたが、そのプロセスは圧巻だった。連係プレーの競演と割り切られ、どのチームも自信作を投入してくる。さらにチーム越えの合作として「ロビーがコーナートップから場外へ放つ雪崩式フランケンシュタイナー」が炸裂。投げられるファンタズモ、受け止める総出選手のみならず「投げたロビーをアシスト」したワトをファンが絶賛した。ウルサ型のオールドファンは“技の品評会”などと言うのだろうが、多少のザワザワを遮断してでもやり切った4WAY戦の気持ちよさを、記者としては称えたい。

記事の全文を表示するにはファイトクラブ会員登録が必要です。
会費は月払999円、年払だと2ヶ月分お得な10,000円です。
すでに会員の方はログインして続きをご覧ください。

ログイン