ヒロム「この人たちクソだね」 SHOがYOH下すも反則&介入オンパレ 新日本仙台

 11日、新日本プロレスが『LECクリンぱっ!Presents 新春黄金シリーズ』ゼビオアリーナ仙台大会を開催した。

 SHOがYOHとの因縁数え唄を制すも、反則&セコンド介入のオンパレード。本部席の高橋ヒロムが思わず「この人たちクソだね。クビにならないの!? ストレスたまるわ」と解説だ。SHOはロープブレイク無視、椅子攻撃、サミング、ノド攻撃と無法殺法。さらにはコーナーのカバー布を外し、YOHの顔面を覆って呼吸困難に追い込む。レフェリーを盾にしてYOHの攻撃を遮断すると、SHOは急所攻撃で笑みを浮かべた。

 これが合図になったかのように、SHO側ハウスオブトーチャーの3人が介入してYOHを滅多打ち。YOH側からは後藤洋央紀と石井智宏が救出する。このドタバタの間にSHOがトーチャーツール(レンチ)でYOHを殴打。フォールを数えかけたレフェリーがリング上のトーチャーツールに気づき、カウントは停止となる。SHOがレフェリーに詰められている最中に、再介入のEVILがベルトでYOHに一撃。

 グロッキーのYOHにショックアローを見舞ったSHOは「(このフォールは)自力、自力」と言いながらレフェリーに促し、3カウントを奪った。評判の悪い反則&介入がセミファイナルで全開となったが、大会バランスとしてはメイン引き立てのスパイスともなっている。

■ 新日本プロレス LECクリンぱっ!Presents 新春黄金シリーズ
日時:2月11日(金祝)17:00 ※第0試合は16:30
会場:宮城・ゼビオアリーナ仙台 観衆1,842人(主催者発表)

<第0試合>
●大岩陵平
 7分02秒 逆エビ固め
〇本間朋晃

<第1試合>
DOUKI
〇金丸義信
 9分05秒 ジャックナイフ式エビ固め
●BUSHI
高橋ヒロム

<第2試合>
●ディック東郷
高橋裕二郎
EVIL
 8分35秒 スライディングラリアット⇒片エビ固め
天山広吉
後藤洋央紀
〇石井智宏

<第3試合>
●TAKAみちのく
タイチ
鈴木みのる
 9分08秒 オーマイ&ガーアンクル
〇田口隆祐
真壁刀義
矢野通

<第4試合>
〇グレート-O-カーン
 11分01秒 エリミネーター⇒体固め
●小島聡

<第5試合>
鷹木信悟
〇SANADA
内藤哲也
 18分06秒 Skull End⇒レフェリーストップ
●永田裕志
棚橋弘至
オカダ・カズチカ

<第6試合/スペシャルシングルマッチ>
●外道
 15分20秒 リバースダブルアームバー
〇タイガーマスク

<第7試合/スペシャルシングルマッチ>
〇SHO
 22分26秒 ショックアロー⇒片エビ固め
●YOH

<第8試合/IWGPジュニアヘビー級選手権試合>
[挑戦者]
●マスター・ワト
 28分50秒 ヌメロ・ドス
〇エル・デスペラード
[第91代王者]
※デスペラードが2度目の防衛に成功


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