9日、ノアが『STEP FORWARD 2022』後楽園ホール大会3連戦の初日を開催した。
潮崎豪がベルト戦線に返り咲くためのシングル4番勝負は、2戦目にして勝ち越しが消滅だ。後楽園の空気を切り裂くようなチョップ、そして豪腕ラリアットで田中将斗を追い込む。しかし、ベルト戦線をたぐり寄せたいのは潮崎だけではない。田中の総力を注いでの攻撃はリング内外に及んだ。
ついにはサポーターを投げ捨てた田中が“生ヒジ”スライディングDを潮崎に見舞う。これで3カウントを聞いてしまった潮崎はイバラの4番勝負でまさかの全敗ターン。早くも崖っぷち状態に陥ったが、「これが俺の望むところだ」との言葉を残している。
田中「M’s allianceは船木さんに続いて、武藤さんも戦線離脱というか。そういう言い方が正しいのかどうかわからないですけど。まあ、残った人間でM’s allianceを守るしかないし。武藤さんいなかったら、船木さんいなかったら、M’s allianceは面白くなくなったとか、勢力が減ったとか、そういうことを言われたら…。丸藤君もそうやし、望月(成晃)さんもそう、(宮本)裕向もそうやし、俺だってそういうことを言われたら一番腹立つから。それは肝にずっと銘じて、M’s allianceとしてこれからも戦っていきます」
潮崎「これが俺の望むところだ」
■ ノア STEP FORWARD 2022
日時:2月9日(水)18:30
会場:東京・後楽園ホール 観衆408人(主催者発表)
<第1試合>
●矢野安崇
5分59秒 逆エビ固め
〇藤村加偉
<第2試合>
●岡田欣也
稲村愛輝
マサ北宮
9分58秒 スイクルデス⇒片エビ固め
〇齋藤彰俊
モハメド ヨネ
キング・タニー
<第3試合>
亜烈破
●仁王
8分31秒 トルネードクラッチ
〇覇王
大原はじめ
<第4試合>
稲葉大樹
〇スペル・クレイジー
鈴木鼓太郎
11分54秒 ムーンサルトプレス⇒エビ固め
●宮脇純太
小峠篤司
丸藤正道
<第5試合>
●HAYATA
12分01秒 タイガースープレックスホールド
〇清宮海斗
<第6試合>
Eita
〇YO-HEY
NOSAWA論外
7分57秒 顔面G⇒片エビ固め
進祐哉
●吉岡世起
小川良成
<第7試合/GHCジュニアヘビー級選手権試合>
[挑戦者]
●タダスケ
11分41秒 DOKAAAN‼︎
〇原田大輔
[第47代王者]
※原田が初防衛に成功
<第8試合>
ケンドー・カシン
〇藤田和之
杉浦貴
20分55秒 顔面蹴り⇒体固め
征矢学
拳王
●中嶋勝彦
<第9試合>
〇田中将斗
20分12秒 スライディングD⇒エビ固め
●潮崎豪
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