五輪現地局変更RAW”行って来い”編成SロリンズKO組リドルRオ-トン

(c) 2022 WWE, Inc. All Rights Reserved.

■ WWE RAW
日時:2月7日(現地放送時間 日本YouTube水曜以降)
会場:米コロラド州デンバー ボール・アリーナ


 北京五輪中継のNBCグループ内調整で、現地ではUSAネットワークではなくSYFY局での放送に。日本からの視聴者には24時間後のYouTubeなので関係ない話、長い現地CMの間延びする間隔なくて喜ばしい(笑)はあるんだが、米国に関しては視聴率は大きく下がることを意味する。


 ということでのアカデミック・チャレンジの連投企画、リアル秀才のチャド・ゲイブル師匠が「1オンスは28グラム」を間違えることで、ランディ・オートン&リドル組のRAWタッグ王座挑戦が決まる段取りに。コロラドの客をうまく使って、こういうのはお客を手玉に取ってないと机上の論理で考えたシナリオ通りに進行しないのだが、非常にうまく会場をコントロール出来ていたので感心するしかない。こんなの日本じゃ誰も、どこの団体もやれっこない芸当である。


 そのままストリート・プロフィッツとのタッグ試合になり、チャドが口中切ったので出血(なので白黒写真)ながらも(今回は)アンジェロ・ドーキンスを丸め込んでいる。


 ベビーフェイスになったボビー・ラシュリーは、当然ながら「『エリミネーション・チャンバー』の展開はオカシイ! 俺様が勝利して『レッスルマニア』に行く」と。


 メインルースターに上がって以来は破竹の無敗街道だったのに、このところは逆にダミアン・プリーストはずっと負ける展開に。ただ、AJスタイルズ戦だから中身はしっかりしているので文句はありません。


 ミズTVのゲストはミステリオ親子。公式ゲームの顔になったレイ・ミステリオなんで、「リスペクトしろ」と迫るドミニク。そのままミズとドミニクの試合になるが、上記写真だとマリースが足を引っ張ってるが、最後はレイがミズの足を掴むことでドミニクの丸め込み勝利に。

◆ビアンカ・ブレア、ドゥドロップらの女子エリミネーション・チェンバー戦出場が決定

 ビアンカ・ブレア、ドゥドロップ、リブ・モーガン、リア・リプリー、ニッキー・A.S.H.の5人が“祭典”レッスルマニアでのRAW女子王座挑戦権をかけた「エリミネーション・チェンバー(EC)」の女子EC戦に出場することが決定、残りの1人は未定と発表された。女子EC戦は4つの小部屋が設置されている金網に覆われたリングで6人が競い合う試合形式。RAWでは出場する5人の内でビアンカとニッキー、ドゥドロップとリブが前哨戦として激突した。ビアンカは左足を痛めながらもボディスラムやスープレックを放って攻め込むと最後はKODを叩き込んで勝利する。


 今回のケビン・オーエンズ(KO)とオースチン・セオリーは、サウジへの出場権を賭けたものではないから、前週のRAWとは逆の結末なのは大人のファンには読めていたかも。もっともこの二人のカードなら何度でも見たい。ただ、この辺りから今回のRAWは業界用語「行って来い」ばかりというのも露呈することになる。

◆“女子レジェンド”リタが王座奪取を宣言して王者ベッキーにムーンサルト弾

 “女子レジェンド”リタが「エリミネーション・チェンバー(EC)」のRAW女子王座戦で対戦する王者ベッキー・リンチと乱闘になると豪快なムーンサルトを叩き込んだ。リタがリングに登場して「ベッキーにチャレンジしたわ! ずっとこの試合を望んでいたのよ」と話しているとそこへ姿を現したベッキーに「憧れの人が私から全てを奪おうとするなんて・・・。誰が相手だろうが問題ない」と敵視された。
 これにリタが「WWEユニバース(ファン)のおかげで4度の女子王者になれた。ECで5度目の女子王者になるのよ」と王座奪取を宣言するとベッキーに襲われて乱闘となったが、最後はツイスト・オブ・フェイトからムーンサルトを叩き込んでベッキーを沈めた。ベッキー vs. リタのRAW女子王座戦が行われる「エリミネーション・チェンバー」は日本時間2月20日にWWEネットワークで配信される。


 延々と続くアレクサ・ブリスのセラピストとのセッション。リリーの呪いは解けてません。しかし、これ面白いのかなぁ? チャンネル変えられると思うんだが・・・。


 ドゥドロップはリブ・モーガンの打撃に苦戦しながらも豪快なクロスボディで攻め込むと、最後はスプラッシュを叩き込んで前哨戦を制した。RAW女子王座挑戦権をかけた女子EC戦が行われる「エリミネーション・チェンバー」は日本時間2月20日にWWEネットワークで配信される。

◆ロリンズがタッグ戦でリドル撃破!WWE王座エリミネーション・チェンバー戦へ弾み

 セス“フリーキン”ロリンズがケビン・オーエンズと組んで“RKブロ”ことランディ・オートン&リドルと激突するとカーブ・ストンプでリドルを沈めて勝利し、「エリミネーション・チェンバー(EC)」のWWE王座EC戦へ弾みを付けた。ロリンズがリドルとWWE王座EC戦の前哨戦で激突して白熱の攻防を展開するも、試合途中にオーエンズが乱入して反則裁定となると、救出に現れたオートンにRKOで襲撃されてリングは大混乱。

 ロリンズがオートンと怒鳴り合ってタッグ戦に移行するとオーエンズと交代しながらリドルを集中攻撃して試合を優勢に進めた。終盤にはロリンズが交代したオートンのパワースラムやエレベイテッドDDTを食らったが、止めのRKOをかわすと最後はカーブ・ストンプでリドルを沈めて3カウント。

 ロリンズがWWE王座EC戦を前にタッグ戦でリドルを撃破したが、試合後にはオーエンズがオートンにRKOで襲撃された。WWE王座EC戦が行われる「エリミネーション・チェンバー」は日本時間2月20日にWWEネットワークで配信される。

 現地では1日前に放送されたので平均視聴者数の結果も出ていて139万人、18-49歳デモグラフィックの視聴率0.36%と最低記録を更新しているのだが、正直、想定よりも上なんじゃないかと。いきなりチャンネルが変わっても平均で139万人が熱心に見てるって、もの凄いことなのである。


※月額999円ファイトクラブで読む(クレジットカード、銀行振込対応)
▼AEWジェイ・ホワイト、キース・リー登場Hペイジ大流血戦Lアーチャー

[ファイトクラブ]AEWジェイ・ホワイト、キース・リー登場Hペイジ大流血戦Lアーチャー

※500円電子書籍e-bookで読む(カード決済ダウンロード即刻、銀行振込対応)
’22年02月17日号AEW 五輪コロナ影 全日NJKF大阪 ノア後楽園 沖縄 女帝B中野10周年