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12月19日(日)にラスベガスのUFC APEXで今年最後の大会となるUFC FIGHT NIGHT:ルイスvsドーカスが行われた。13試合のうち10試合がフィニッシュという、一年の終わりに相応しい、近年のUFC史上3位タイとなるハイクオリティな大会となった。
メインイベント
ヘビー級KOアーティストの3位デリック・ルイスが、7位クリス・ドーカスを1ラウンドに右3発で仕留め、UFC史上最多KO記録(13回)を樹立した。いつも楽しませてくれるルイスは試合後に次のように述べた。
「ノックアウト数ナンバーワンのファイターになれて嬉しいよ。本当にいい気分だ。これがやりたかったことなんだ。5ラウンドはいらないよ。タイトルマッチをやりたいね。3ラウンドでいいなら呼んでくれ。5ラウンドなら電話してこなくていいさ。」
セミメイン
セミメインでは、ウェルター級10位のベラル・ムハマッドが5位のスティーブン・トンプソンを3ラウンド、凄まじいまでの圧倒的なレスリングで封じ込めた。
試合後のモハメッドのコメント:
「今、感じているのは…、カマル・ウスマン、彼とのタイトルマッチだ。レオン・エドワーズは、まだやり残したことがある。ブリーBはブギーマンだ。ワンダーボーイをああやって倒したのは誰もいない。今自分はこの階級で一番調子のいい選手だ。」
大会のハイライト
フェザー級のベテラン同士の戦いとなったメインカード開幕戦では、カブ・スワンソンがスナイパースタイルの打撃でダレン・エルキンスを1ラウンドで止め、パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した。
そして前座では、メリッサ・ガトがフライ級で、シジャラ・ユーバンクスを3ラウンドで倒し無敗記録をキープし、そのパフォーマンスでボーナスを獲得した。
■ UFCファイトナイト・ラスベガス45:ルイス vs. ドーカス
日時:現地時間2021年12月18日(土)、日本時間19日(日)
会場:アメリカ・ネバダ州ラスベガス /UFC APEX
<ヘビー級>
○デリック・ルイス(米国)
1R 3分36秒 TKO
●クリス・ドーカス(米国)
<女子ストロー級>
○アマンダ・レモス(ブラジル)
判定 2-1
●アンジェラ・ヒル(米国)
<バンタム級>
○リッキー・シモン(米国)
2R 2分14秒 KO
●ハファエル・アスンソン(ブラジル)
<ライト級>
○マテウス・ガムロ(ポーランド)
2R 3分26秒 TKO
●ディエゴ・フェレイラ(ブラジル)
<フェザー級>
○カブ・スワンソン(米国)
1R 2分12秒 TKO
●ダレン・エルキンス(米国)
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