日本から参戦の品川朝陽はKO敗！メインはMMAフライ級ランカー同士の対戦！『ONE: WINTER WARRIORS II』

©ONE Championship
　ONE CHAMPIONSHIPは、12月17日（金）シンガポール・インドアスタジアムで開催（事前収録12月3日）された「ONE: WINTER WARRIORS Ⅱ」を配信した。メインはONE MMAフライ級ランカー同士の対戦で、ランキング上位のダニー・キンガッドが4位のカイラット・アクメトフに試合の主導権を握られ3-0の判定敗け。コーメインでは韓国のクォン・ウォンイルが元ONE MMA王者で現ランキング2位のケビン・ベリンゴンに左ボディで悶絶KO勝で、王者挑戦をアピールした。また日本から参戦の品川朝陽（リングネーム：朝陽P.K.センチャイムエタイジム）は、日本でのRoad to ONE、ムエタイイベントBOMでのONEムエタイルールで3戦3勝（1KO）の戦績でONE本戦に臨んだが、ジョセフ・ラシリに1RKO敗け。ONEデビュー戦でランキング選手との対戦と期待の高さを覗わせたが、無念のデビュー戦となった。（トップ写真：ジョセフ・ラシリ‐品川朝陽）

■『ONE: WINTER WARRIORS Ⅱ』
配信日時：2021年12月17日（金） SGT（シンガポール）20：30 世界標準時UTC +8 ／JST(日本)21：30 UTC +9
場所：シンガポール・インドアスタジアム

　“ONE Championship”APP、ABEMA TVでもライブ配信された。
ONE公式YouTubeチャンネル

＜メインイベント第9試合　MMA　フライ級（56.8㎏‐61.2㎏）　5分3RR＞
●ダニー・キンガッド（フィリピン/フライ級3位）Danny Kingad
　判定0-3
○カイラット・アクメトフ（カザフスタン/同級4位）Kairat Akhmetov

＜コーメインイベント第8試合　MMA バンタム級 (61.3㎏–65.8㎏)　5分3R＞

●ケビン・ベリンゴン（フィリピン/元ONEバンタム級MMA王者、現2位）Kevin Belingon
　2RKO 52秒　※左ボディブロー
○クォン・ウォンイル（大韓民国） Kwon Won Il

＜第7試合　MMA 95㎏契約　5分3R＞
○ビタリー・ビグダシュ（ロシア）Vitaly Bigdash
　3R一本　41秒　※ギロチンチョーク
●ファン・ロン（中国）Rong via

＜第6試合　MMA 95㎏契約　ウェルター級（77.2kg– 83.9㎏）5分3R＞
●ゼバスチャン・カデスタム（スウェーデン）Zebaztian Kadestam
　判定0-3
○ムラド・ラマザノフ（ロシア）Murad Ramazanov
　
＜第5試合　MMA バンタム級 (61.3㎏–65.8㎏)　5分3R＞
○マーク・ステファン・ロマ（フィリピン）Stephen Loman
　1RTKO 4分9秒 ※左フック→パウンド
●ユサップ・サーデュラエフ（ロシア/バンタム級3位） Yusup Saadulaev

ユサップ・サーデュラエフの左ストレートに合わせてスリッピングしながら、左フックのカウンターでダウンを奪ったマーク・ステファン・ロマが快心のKO勝利。
KOシーン

＜第4試合　MMA　バンタム級（61.3㎏–65.8㎏）　5分3R＞
○ジャンロ・マーク・サンジャオ（フィリピン）Jhanlo Mark Sangiao
　1R一本 1分41秒 ※裸締め
●ポール・ルミヒ（インドネシア）Paul Lumihi

リードカード
＜第3試合　キックボクシング　ライト級（70.4㎏–77.1㎏）　3分3R＞
●ムスタファ・ハイダ（イタリア）Mustapha Haida
　判定0-3
○アドリアン・サディコビッチ（ドイツ）Arian Sadikovic

＜第2試合　MMA　バンタム級（61.3㎏–65.8㎏）　5分3R＞
○ファブリシオ・アンドラージ（ブラジル/同級4位）Fabricio Andrade
　1RTKO 4分41秒
●リー・カイウェン（中国）Li Kai Wen

＜第1試合　ムエタイ　57.85㎏契約　3分3R＞
○ジョセフ・ラシリ（イタリア / モロッコ　/ ONEムエタイストロー級3位、WBCムエタイバンタム級王者）
　1RKO 2分5秒　※左膝蹴り
●品川朝陽（日本／IMCインターナショナル・フェザー級王者、WBCムエタイ世界スーパーバンタム級王者）Asahi Shinagawa
　スピードでは上回っていた品川だが、プレッシャーをかけていたのは57.85㎏契約とストロー級（56.7㎏以下）のリミットより重い契約体重で試合をしたジョセフ・ラシリ、ゲージ際に追い詰め右ストレートをヒットさせ左膝でマットに沈めた。KOシーン動画

フィニッシュとなったのは左膝だが、その直前にもらった右ストレートに品川は反応していたが、ガードを抜けてヒット。これが通常のグローブならガードできた可能性もあり、オープンフィンガーグローブマッチならではのKO劇となった。