ムース、マット・カルドナ、W・モリッシーの調印式!Impact Wrestling

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 12月16日(現地時間・放送日)に『Impact Wrestling』が放送された。
 今放送では次回PPV大会「ハードトゥキル」で行われるインパクト世界王座戦の調印式が行われた。王者ムースにマット・カルドナ、W・モリッシーの二人が挑戦するトリプルスレッド形式の王座戦で王者ムースは自分が直接フォールを奪われなくても王座陥落してしまう上に、これまで強力な味方だったモリッシーと仲間割れして敵にまわってしまい完全に四面楚歌の状態に陥っている。そしてリングにテーブルが設けられ、スコット・ダモール副社長の紹介で、まず挑戦者のモリッシー、続いてカルドナが妻チェルシー・グリーンと入場。そして最後に王者ムースが入場してきた。まずモリッシーがすぐに調印書にサインして引き上げ、続いてカルドナ、そしてムースがサイン。しかしムースとカルドナが口論になり、遂に乱闘に発展。ムースはカルドナをテーブルにチョークスラムで叩き落としたのだった。そして一度は引き上げようとするムースだが、すぐにリングに引き返し、カルドナに付き添うグリーンを突き飛ばし、更にカルドナに暴行。椅子での攻撃を繰り返す。ここでグリーンが必死でムースを止めようとするが、その間に息を吹き返したカルドナが椅子でムースを襲う。しかし、ムースがそれをよけて、椅子はグリーンに命中してしまったのだった。失神したグリーンに駆け寄るカルドナ。それを見て悠々と引き揚げるムース。今回はムースがカルドナに制裁を加えた形で調印式は幕を閉じた。
 またザ・グッド・ブラザーズのドグ・ギャローズとバイオレント・バイ・デザインのジョー・ドーリングという大型パワーファイターが悪の合体してリッチ・スワン、ウィリー・マックの黒人コンビと対戦。試合はギャローズとドーリングが合体チョークスラムでマックからフォールを奪ったが、試合後も攻撃を繰り返す悪の軍団たちに対し、エディ・エドワーズが救出に登場。エドワーズが今後は黒人コンビに加勢し、ザ・グッド・ブラザーズ&バイオレント・バイ・デザインの悪の軍団に立ち向かうことになりそうだ。

※2021年12月24日、31日の放送は総集編となりますので次回、放送は2022年1月7日になります。(いずれも日本時間)

■ Impact Wrestling
日時:2021年12月16日(現地時間・放送日)
会場:アメリカ合衆国会場非公開

<シングルマッチ>
○テニール・ダッシュウッド
 ピンフォール
●ジェシー・マッケイ

<シングルマッチ>
○クリス・ベイ
 ピンフォール
●ラレド・キッド

<シングルマッチ>
○トレイ・ミゲル
 ピンフォール
●ジョン・スカイラー

<タッグマッチ>
○ドク・ギャローズ、ジョー・ドーリング
 ピンフォール
●リッチ・スワン、ウィリー・マック

<シングルマッチ>
○ジョシュ・アレキサンダー
 ピンフォール
●ロヒット・ラジュ