UFC女王Aヌネスがタップ!衝撃の番狂わせジュリアナ・ペーニャ戴冠 王者オリベイラ貫禄初防衛!

(C)UFC

 UFCナンバーシリーズ2021年最終戦が12月12日、12:00(日本時間)よりネバダ州ラスベガスで開催され、2大タイトルマッチが行われた。タイトルマッチ2試合のサブミッションによる決着を含め、2021年のハイライトとなる数多くのフィニッシュが生まれる。また、ファイト・オブ・ザ・ナイトに加えて、過去最多の6つのパフォーマンス・オブ・ザ・ナイトが授与された。大判振る舞いも無理ない。総収益は8,071,521ドルにのぼっている。

ファイト・オブ・ザ・ナイト
ドミニク・クルーズvs.ペドロ・ムニョス

パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト
ブルーノ・シウバ
タイ・トゥイバサ
カイ・カラ・フランス
ジュリアナ・ペーニャ
ショーン・オマリー
チャールズ・オリベイラ


■ UFC 269
日時:2021年12月12日(日・日本時間)
会場:米ネバダ州ラスベガス T-Mobileアリーナ
総収益:8,071,521ドル
観客数:18,471人(完売)


<メインイベント ライト級タイトルマッチ 5分5R>
○チャールズ・オリベイラ(ブラジル/王者)
 一本 3R1分2秒 ※リアネイキッドチョーク
● ダスティン・ポイエー(アメリカ)
※オリベイラが初防衛に成功

 1R目はポイエーが前に出てパンチをオリベイラに当てていき、オリベイラも手数で応戦するもボイエーの右フックでダウン。
 客席からボイエーに向けたと思われるUSAコールが沸き上がる。
 すぐに立ちあがりリング中央で打ちあいに。ボイエーに打たれながらもオリベイラが前に出て行ったところでゴング。

 2Rに入るとオリベイラがボイエーを金網に詰めグラウンドに持ち込もうとする。組みつきながら膝を入れるオリベイラ。
 マウントを取られることを嫌がるポイエーを前転させてスイープに成功するとトップからヒジを落としてスタミナの消耗を狙う。1Rから一転、防戦一方のボイエー。
 3Rで一気に勝負に出るオリベイラ。
 組みついて背中に回ってアナコンダ。おんぶスリーパーをがっちり極められポイエーがタップ。
 終わってみれば王者貫禄余裕で挑戦者を仕留めた初防衛戦だった。

<女子バンタム級タイトルマッチ 5分5R>
●アマンダ・ヌネス(ブラジル/王者)
 2R 3分26秒 リアネイキッドチョーク
○ジュリアナ・ペーニャ(アメリカ/挑戦者)
※ペーニャが新王者に

 女王ヌネスがまさかのタップで王座陥落。
 ヌネスは現在UFCで12連勝中、今回のバンタム級6度目の防衛戦だった。
 誰もが女王の優勢、圧勝と予想していたであろうこの試合で大番狂わせが起ころうとは。
 勝負が動いてあっという間に決まった2R、ペーニャがジャブで前に出るとヌネスがカーフを当てに来たタイミングで右ストレート左フック、勢いづくペーニャの左が連続して女王にヒット。


 ペーニャは金網にヌネスを押し込んでテイクダウン。背面にまわってチョーク、その刹那ヌネスがマットを右手でタップ。
 驚愕の結末に会場は騒然となった。

<バンタム級マッチ 5分3R>
●ハウリアン・パイバ(ブラジル)
 1R 4分42秒 パンチ連打KO
○ショーン・オマリー(アメリカ)

<フライ級マッチ 5分3R>
○カイ・カラ・フランス(ニュージーランド)
 1R 3分21秒 TKO右フック
●コーディ・ガーブラント(アメリカ)

<ウェルター級マッチ 5分3R>
○ジェフ・ニール(アメリカ)
 判定2-1 (30-27、29-28、28-29)
●サンチアゴ・ポンジニッビオ(アルゼンチン)


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