All Japan Jr. Kick 藤原敏男杯実行委員会主催「第4回藤原敏男杯 決勝トーナメント結果発表!+新格闘技イベント「FG」がBSフジでの放送が決定!

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 3月15日(日)埼玉・OZジムにて、All Japan Jr. Kick 藤原敏男杯実行委員会主催「第4回藤原敏男杯 決勝トーナメント」が開催された。

All Japan Jr. Kick 藤原敏男杯実行委員会
「第4回All Japan Jr. Kick 藤原敏男杯 決勝トーナメント」
2015年3月15日(日)埼玉・OZジム
計量9:00 開始10:00

 今年で4回目を迎えた藤原杯。決勝戦の舞台はOZジムで開催され、開始前から全国大会の覇者を一目見ようと、多数の来場者で賑わっていた。入りきれずに、会場外から観戦していた者も少なくなかった。まさにすし詰め状態となったOZジムでは、汗だくになりながら観戦していた者が多数いた。
地区予選を勝ち上がってきた選手だけあって、誰が優勝してもおかしくないレベルの選手が一堂に集結。観戦者の中には「大人の試合よりも面白い」「こんな世界があったのか」といった、ジュニアのレベルに感心する会話が聞こえていた。

<決勝トーナメント出場者>

25kg(8名)
秀(萬田道場/九州地区代表)
瑠華(萬田道場/九州地区代表)
田中恒星(LEGEND/中部・東海地区代表)
つかもともうむ(日進会館/中国・四国地区代表)
杉浦輝(拳心館/関西地区代表)
中野泰誠(大原道場/関西地区代表)
宗万優輝(蹴空ジム/北海道地区代表)
堀竜吾(橋本道場/関東地区代表)

決勝戦
◯杉浦輝(拳心館/関西地区代表)
vs
●堀竜吾(橋本道場/関東地区代表)

パンチを打ちながら前に出る杉浦に対し、ミドル中心の堀。杉浦がパンチを当てると、すかさず堀は左ミドルを返す。2Rになると、杉浦は左ミドルを連打。パンチ連打から首相撲をしかける杉浦は、前に出ながら右ロー。堀は左ミドルと左フックで応戦。残り10秒でコーナー際で首相撲からヒザの応酬。
3Rは序盤からパンチとミドルの打ち合いに。踏み込んで左ミドルを打つ堀に、杉浦は首相撲。距離を取って踏み込んで右ミドル。これが杉浦の腹に深く入り、そこから首相撲。判定の結果、杉浦が勝利。25kg級優勝を決めた。

30kg(8名)
拓飛(萬田道場/九州地区代表)
明世流(TEAM SHIMONOSEKI/九州地区代表)
田中真郁(LEGEND/中部・東海地区代表)
末國龍汰(空修会館/北海道地区代表)
山口瑠(拳心会/関西地区代表)
山内夢空(及川道場/関西地区代表)
星久保将城(蹴空ジム/北海道地区代表)
花岡竜(橋本道場/関東地区代表)

決勝戦
●山口瑠(拳心館/関西地区代表)
vs
◯花岡竜(橋本道場/関東地区代表)
パンチで打って出る山口に対して、山口のパンチに首相撲からヒザを打つ花岡。中盤からは花岡もパンチと右ローを打っていく。
2Rになると、花岡が右ミドルを打った所に右ローを合わせる山口。踏み込んで右ローを打つ花岡だが、これに右ストレートを合わせる山口。中盤には花岡は右ミドルと左ロー。山口は右ローを返すが、すかさず花岡も右ローを返す。
3Rには花岡の足をキャッチしてコカす山口。すぐに立ち上がる花岡は首相撲からヒザ。残り30秒になると、リング中央でパンチの打ち合いに。判定の結果、花岡が勝利。30kg級優勝を決めた。

35kg(8名)
谷光矢(ASSASSIN/九州地区代表)
本田将伍(日進会館宮原道場/中国・四国地区代表)
濱田佑生(山口道場/関西地区代表)
石田龍太(拳心館/関西地区代表)
芝雄聡(京都野口ジム/中部・東海地区代表)
堀太虎(橋本道場/関東地区代表)
山田泰介(橋本道場/関東地区代表)
黒沢侑伽(橋本道場/関東地区代表)

決勝戦
●石田龍太(拳心館/関西地区代表)
vs
◯芝雄聡(京都野口ジム/中部・東海地区代表)
前蹴りから首相撲とヒザで先手を打つ芝。パンチで前に出る本田に、芝は首相撲で捕まえてヒザを打ち込んでいく芝。1Rは芝の首相撲に捕まる光景が目立ったが、迎えた2Rも、芝の首相撲に苦戦する石田だが、芝の首相撲がほどけたところに、石田が怒濤のパンチラッシュ。コーナーに詰めて更にパンチラッシュ。石田のパンチと芝の首相撲とヒザの展開が続いていった。残り30秒、ロープ際で激しいパンチの打ち合いがなされた。判定の結果、芝が勝利。35kg級優勝を決めた。

40kg(8名)
池田久里須(朝久道場/九州地区代表)
太一(新格闘術吉田道場/九州地区代表)
伊山嵐翔(日進会館/中国・四国地区代表)
田中将吾(隆拳塾/関西地区代表)
峯大樹(魁塾藤井寺支部/関西地区代表)
北村裕大(蹴空ジム/北海道地区代表)
石部陽向(京都野口ジム/関西地区代表)
Kan PK(練馬チャンデットムエタイジム)

決勝戦
◯田中将吾(隆拳塾/関西地区代表)
vs
●北村裕大(蹴空ジム/北海道地区代表)
パンチと右ローの打ち合いが目立つ1R。田中が右ローを打てば、北村は左フック。互いに切り返しが早く、スピーディーな展開に。田中の前蹴りが北村の顔面をヒットすると、首相撲からヒザを追撃。3Rになると、田中の前蹴りがまたも北村の顔面をとらえる。打点高き前蹴りが冴え渡った田中が判定で勝利。40kg級優勝を決めた。

45kg(8名)
谷伊央里(ASSASSIN/九州地区代表)
初田慎之介(LEGEND/中部・東海地区代表)
林佑哉(空修会館/中国・四国地区代表)
黒川祐哉(健心塾/関西地区代表)
坂口魁斗(立志会館/関西地区代表)
三田歩武(龍生塾/関西地区代表)
安本晴翔(橋本道場/関東地区代表)
田丸辰(平井道場/関東地区代表)

決勝戦
●林佑哉(空修会館/中国・四国地区代表)
vs
◯安本晴翔(橋本道場/関東地区代表)
林が右ローを打ったところに、安本が左ハイ。これが林の首をとらえ、グラつかせる。2Rは安本の左ミドルとパンチ連打が冴え渡る。林は右ローとワンツーで応戦。右ローを打ってすぐに首を捕まえて崩す安本。左ミドルと左右フックで手数を増やし圧倒。安本ペースとなっていく。3Rになっても安本ペースは変わらず、左ミドルと左ロー、ワンツーと的確に有効打を積み重ねていき、判定で安本が勝利。45kg級優勝を決めた。

50kg(5名)
安武一也(ASSASSIN/九州地区代表)
小田武司(拳之会/中国・四国地区代表)
北野蒼士(昇龍会/関西地区代表)
末永愛士(蹴空ジム/北海道地区代表)
辻龍也(WSRフェアテックス三ノ輪/関東地区代表)

決勝戦
◯北野蒼士(昇龍会/関西地区代表)
vs
●辻龍也(WSRフェアテックス三ノ輪/関東地区代表)
開始早々、辻のガードが空いた所に北野が右ストレートを打ち込む。北野は辻をジリジリと詰め、コーナー際でパンチラッシュ。何とか逃れた辻だが、パンチを打ちながら辻を追いつめる北野は、パンチを連打して辻からダウンを奪う。
2Rには、辻が左ハイをヒットさせると、北野はパンチを打ちながら辻をコーナーに詰め、激しいパンチの打ち合いに。辻もパンチの連打に付き合うが、北野の手数が上回り、辻を後退させる。
3Rになっても北野の勢いは止まらず、辻をコーナーに詰めてパンチ連打。前蹴りと右ローを打ちながらコーナーから脱した辻だが、後半になってもコーナーに詰められ北野のパンチ連打を浴びてしまう。判定の結果、北野が勝利。50kg級優勝を決めた。

55kg(6名)
杉上夏月(朝久道場/九州地区代表)
佐野克海(拳之会/中国・四国地区代表)
多根嘉帆(直心会/関西地区代表)
新谷洸大(健心塾/関西地区代表)
大田拓真(新興ムエタイジム/関東地区代表)
森準祐(GETOVER/中部・東海地区代表)

決勝戦
◯大田拓真(新興ムエタイジム/関東地区代表)
vs
●多根嘉帆(直心会/関西地区代表)
大田が右ミドルを打つと、多根はガードしながら大田をコーナーに詰めてパンチを打ち込んでいく。ジャブを打ちながら右ストレートを打つ大田は首相撲につなげてヒザを追撃。多根はワンツーを打って応戦。
踏み込んでヒザを打つ大田に、多根はカウンターで右ストレートを合わせる。多根は大田をコーナーに詰めて大降りに右フックから右ロー。
迎えた3R、大田が左ミドルを打つと、多根はすかさず右ローを返す。多根が前に出て大田を詰めると、そこから左ロー。大田はワンツーを返して首相撲とヒザ。判定の結果、大田が勝利。55kg級優勝を決めた。

第4回All Japan Jr. Kick藤原敏男杯優勝者
25kg 杉浦輝(拳心館/関西地区代表)
30kg 花岡竜(橋本道場/関東地区代表)
35kg 芝雄聡(京都野口ジム/中部・東海地区代表)
40kg 田中将吾(隆拳塾/関西地区代表)
45kg 安本晴翔(橋本道場/関東地区代表)
50kg 北野蒼士(昇龍会/関西地区代表)
55kg 大田拓真(新興ムエタイジム/関東地区代表)

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 3月15日(日)に、埼玉・OZジムにて開催されました藤原敏男杯全国大会の中で、FGの牧原代表が会場に来場。来たる4月12日(日)東京・代々木第二体育館にて、株式会社FX主催興行「FG」について追加決定事項が発表されました。1月27日(火)に行われました記者会見の中で、BS放送がされる旨の発表がなされていましたが、具体的にどの放送局かは発表されていませんでした。この度、BSフジでの放送が決定し、放送日は4月18日の25時より放送されることとなりました。

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