[ファイトクラブ]AEWガチ炎CMパンクMJF弁+TロサJヘイター感謝祭シカゴ高速トリ

[週刊ファイト12月2日号]収録 [ファイトクラブ]公開中

▼AEWガチ炎CMパンクMJF弁+TロサJヘイター感謝祭シカゴ高速トリ
 (c) AEW タダシ☆タナカ編

■ AEW Dynamite
日時:11月25日(現地時間/写真配布翌日~)
会場:米イリノイ州シカゴ ウィントラスト・アリーナ


 前売り段階から完全Sold outとなったAEWにとってのフロリダ州ジャクソンビルと並ぶホーム基盤であるシカゴからの感謝祭回番組である。当然のことながら♪Cult of Personalityが鳴り響き、地元の英雄CMパンクからの入場となるのだが・・・。

 毒舌男MJFがもの凄いシュート演説をおっぱじめるのである。CMパンクは自分も崇めていたが、今やもう過去の人なんだと。ところがCMパンクもしゃべりで頭角を表わしたスターである。なんとWWEミズの名前を出して、お前なんかミズより知名度が劣るtalkerだとコキ降ろす。さらには「お前はすでにブリット・ベイカーに抜かれている。お前がトップに立つにはトニー・カーンの娘と結婚するしかない」と、これはもう二重にWWEをもコケにするガチで逆襲するのだ。もっともカーン代表に娘は生まれておらず、それまで待たなきゃならないとも。このセグメント、次のCMまで延々と続いたからしゃべりだけで10数分あったかも。もう炎のプロモ合戦である。
 しゃべりのマット界世界最強決定戦のようなモンだから、それだけ尺貰って構わないだろう。相手の人格を破壊するようなコキオロシの口撃戦争であり、ある種のアメプロの頂点を見た思いがした。


 そんな凄いのを見せられたあとに、CMパンクのお仕事役を務めるFACTORY軍師範のQTマーシャルって・・・。すいません、プロモ合戦の余韻が余りに強烈で、試合に集中できないと思ったのは本誌だけではないだろう。そりゃG2Sに先生が沈みます。


 ビリーと息子コルトン・ガンのガン・クラブとベア・カントリーのタッグ戦は、お約束でスティング、ダービー・アレンも絡むのだが、印象に残らない。やはり、本日のお目当ては初代TBS王者決定トーナメント、本命サンダー・ロサvs.ジェイミー・ヘイターだろう。どっちが勝つかはどうでもよくて、これはマニア層なら注目だったし、実際良かったのだから文句ナシだ。
 案の定、Dr.ブリット・ベイカーと自称レベルことレバがちょっかい出そうとするも、これが誤爆を呼び込んでしまいロサのカサドーラが決まる。次はジェイド・ガーギル戦だ。

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