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UFC 268:ウスマンvsコビントン2が11月7日にニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンで行われ、前座からメインイベントまでアドレナリンの溢れる白熱した試合が繰り広げられた。
UFC世界ウェルター級王座決定戦
UFC世界ウェルター級チャンピオン、カマル・ウスマンと宿命のライバル、同級1位のコルビー・コビントンが再戦した試合は、前回の対戦の印象的な続編となった。ウスマンがすべての面で優位に立っていた一方で、コビントンはレスリングといくつかのショットで対抗した。全5ラウンド終了後、ウスマンが満場一致の判定でタイトルを保持し、試合後、次のように述べた。
「試合前、くだらない話や悪い流れがあったけど、彼はタフな奴だ。2人とも良いパフォーマンスを発揮したいと思ってやってきた。自分は今、パウンド・フォー・パウンドで最高の選手だ。」
UFC世界ストロー級王座決定戦
UFC世界ストロー級チャンピオンのローズ・ナマユナスと元チャンピオンのジャン・ウェイリーの再戦は、前戦とはまったく異なる方向に進みましたが、最終的にナマユナスが判定勝利を収めた。序盤はジャンが優勢でしたが、その後ナマユナスが主導権を取り戻し、MMAのあらゆる面で拮抗した5ラウンドの後、スプリット判定でナマユナスに軍配が上がった。
試合後のナマユナスのコメント:
「もっとタフな試合になると思っていた。最後には自分が勝ったと確信した。最後まで闘いぬいたし、結果についてもあまり心配していなかった。今はとても調子が良いから、また試合に出られると思う。」
メインカード:
バンタム級13位のマルロン・ヴェラは、経験豊富な元王者フランキー・エドガーを相手に全力で挑み、グラップリングを切り抜けて3ラウンドでKO勝った。
ライト級では、2位のジャスティン・ゲイジーと4位のマイケル・チャンドラーという世界最高峰のノックアウト・アーティスト2人が3ラウンドに渡って激しい攻防を繰り広げ、判定の結果ゲイジーが満場一致で勝利を収めた。
シェーン・ブルゴスとビリー・クアランティーロは、3ラウンドの戦いで、UFCフェザー級の歴史の中で最も記憶に残る打撃戦を展開し、スコアカードではバーゴスが勝利を収めた。
■ UFC 268:ウスマン vs. コビントン 2
日時:現地時間2021年11月6日(土)、日本時間7日(日)
会場:アメリカ・ニューヨーク州ニューヨーク/マディソン・スクエア・ガーデン
<ウェルター級王座タイトルマッチ>
○カマル・ウスマン(米国/王者)
判定 3-0
●コルビー・コビントン(米国/挑戦者)
<女子ストロー級王座タイトルマッチ>
○ローズ・ナマジュナス(米国/王者)
判定 2-1
●ジャン・ウェイリ(中国/挑戦者)
<バンタム級>
○マルロン・ヴェラ(エクアドル)
3R 3分50秒 KO
●フランキー・エドガー(米国)
<フェザー級>
○シェーン・バーゴス(米国)
判定 3-0
●ビリー・クゥアンティロ(米国)
<ライト級>
○ジャスティン・ゲイジー(米国)
判定 3-0
●マイケル・チャンドラー(米国)
ジャッジの裁定は・・・ユナニマス判定でウスマンの防衛成功👏#UFC268 pic.twitter.com/9nHdzCdR25
— UFC Japan (@ufc_jp) November 7, 2021
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