三大王座戦!セルゲイ・ハリトーノフが王座防衛!Parus Fight Championship

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 11月6日(現地時間)にアラブ首長国連邦ドバイで『Parus Fight Championship Dubai 2021』が開催された。このParus FCはロシアで精力的に活動を続けるMMA団体MFPの別ブランド大会で、ドバイで開催している。
 今大会は2020年に続いて第二回大会で、三大王座戦が組まれた。
 メインではIGF王者オリ・トンプソンとの王座決定戦で勝利した王者セルゲイ・ハリトーノフがヒョードルを苦しめた男ファビオ・マルドナドを相手に防衛戦を行った。試合はスタンドの打撃戦でハリトーノフがマルドナドを金網際に追い込んでラッシュするとレフェリーがストップ。スタンディングダウンでレフェリーがハリトーノフのTKO勝利とした。これにマルドナドがストップが早すぎると抗議し、ハリトーノフもストップが早すぎるとジェスチャーをしたが、判定は覆らず、ハリトーノフのTKO勝利で王座防衛となった。
 セミファイナルではバンタム級王座戦で、ビクター・ヘンリーとの王座決定戦で勝利して王者に君臨しているデニス・ラブレンティエフがジェシー・アーネットの挑戦を受けた。試合はスタンドでの殴り合いでラブレンティエフが強烈なバックブローを決めてアーネットからダウンを奪ってTKO勝利。見事に王座防衛を果たした。
 ライトヘビー級王座決定戦は、WSOF GCヘビー級王者のエウゲニー・エロヒンとUFC参戦経験のあるジョアキム・クリステンセンで争われた。試合はスタンドでの打撃戦で最後はエローヒンがワンツーでクリステンセンからダウンを奪って追撃のパウンドをレフェリーがストップ。エローヒンが新王者に輝いた。

■ Parus Fight Championship Dubai 2021
日時:2021年11月6日(現地時間)
会場:アラブ首長国連邦ドバイ

<ヘビー級王座タイトルマッチ>
○セルゲイ・ハリトーノフ(ロシア/王者)
 1R TKO
●ファビオ・マルドナド(ブラジル/挑戦者)

<バンタム級王座タイトルマッチ>
○デニス・ラブレンティエフ(ロシア/王者)
 1R TKO
●ジェシー・アーネット(カナダ/挑戦者)

<ライトヘビー級王座決定戦>
○エウゲニー・エローヒン(ロシア)
 1R TKO
●ジョアキム・クリステンセン(デンマーク)


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