二大王座戦開催!ウルトラハルク衝撃KO勝ち!ACA 131

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 11月5日(現地時間)にロシア連邦モスクワで『ACA 131: Abdulvakhabov vs. Dias』が開催された。
 ACAは、ACBとアフマット・ファイト・ショーが合併したものだ。ACB(アブソリュート・チャンピオンシップ・ベルクート)はロシアの総合格闘技団体。アフマット・ファイト・ショー(ワールド・ファイティング・チャンピオンシップ・アフマット=WFCA)はロシア・東欧で開催するキックとMMAの混合イベントで過去には多くのレジェンド達が参戦していた。この両団体がACA(アブソリュート・チャンピオンシップ・アフマット)として新たにスタートしたのだった。
 今大会はライト級とフェザー級の二階級の王座戦が組まれた。メインで行われたライト級王座戦は王者アブドゥルアジス・アブドゥルバクヘヴァがハクラン・ディアスの挑戦を受けた。下馬評は圧倒的に王者だったが、試合は拮抗した内容となり、僅差の判定で王者アブドゥルバクヘヴァが勝利して王座防衛を果たした。
 セミファイナルで行われたフェザー級王座戦は王者M.カスブラエフがラマザン・キシェフの挑戦を受け、こちらは王者がマウントポジションを奪い重たいマウントパンチを連打して遂にレフェリーがストップ。王者がTKO勝利で王座防衛を果たした。
 またセミ前は日本の柔道金メダリスト石井慧にも勝利したウルトラハルクことイヴァン・シュトルコフが登場。アルトゥール・アスタクホフを相手にカウンターの右フックを顎に叩きこみKO勝ち。衝撃的なKO劇で強さを見せつけた。

■ ACA 131: Abdulvakhabov vs. Dias
日時:2021年11月5日(現地時間)
会場:ロシア連邦モスクワ

<ライト級王座タイトルマッチ>
○アブドゥルアジス・アブドゥルバクヘヴァ(ロシア/王者)
 判定 2-1
●ハクラン・ディアス(ブラジル/挑戦者)

<フェザー級王座タイトルマッチ>
○M.カスブラエフ(ロシア/王者)
 3R 4分58秒 TKO
●ラマザン・キシェフ(ロシア/挑戦者)

<ライトヘビー級>
○イヴァン・シュトルコフ(ロシア
 1R 0分59秒 TKO
●アルトゥール・アスタクホフ(ロシア)

<ライトヘビー級>
○アミールカン・グリエフ(ロシア)
2R 5分00秒 TKO
●ヴァシリーバビッチ(ウクライナ)

<フェザー級>
○ダウド・シャイカエフ(ロシア)
 判定 3-0
●シャミール・バルダニアン(ウクライナ)

<ヘビー級>
○アダム・ボガティレフ(ロシア)
 1R 0分40秒 TKO
●ジェロニモ・ドス・サントス(ブラジル)