玄海騒然まさかの苦杯 野崎広大首里ジョー粉砕 だらずからサプライズ参戦 月曜夜興行12月6日福岡最終 九州プロレス グローカル・タッグトーナメント準決勝


 試合開始前九州プロレス筑前りょう太理事長がリング上よりマンデー・ナイトバイを一旦終了すると発表した。
 プロレスの月曜夜19時開催はそもそもコロナ禍の難局打開策として企画したという。

 ひと昔前、東京でも大阪でもプロレスの平日開催があった。
 客層は土日とは少し違っており、仕事帰りのサラリーマンが仲間と立ち寄りビール片手につまみをちょっと食べながらほろ酔い気分で声援を送るというような、ゆとりが感じられる観戦スタイルだった。
 WWEをシネコンのレイトショーで観るという企画もあった。これもなぜだか客席で奇妙な一体感が味わえ、平日プロレス観戦の緩さがあったと記憶している。

 いま思えばとても贅沢な時間だった。
 コロナでイベント業界が苦境にあえぐ中、あえて厳しい時にそれを逆手にプロレスファンの心を潤す方に舵を切った九州プロレスには頭が下がる。
 誰もが心に余裕を失いがちなこのごろイベントも自粛ムードで四面楚歌のなかプロレスで出来ることはないか模索を続けた結果平日月曜の夜の興行開催を試験的に行ってみたところ、好評を得たという。
 ともあれコロナ禍、座席数は通常の半分以下、立ち見は禁止。チケットが完売しても、採算を取ることは厳しかったと思われる。
 日本一熱いプロレス団体「九州プロレス」の一途な地元愛とプロレス熱は、一度でも会場に足を運んだなら、九州のプロレスファンのみならず、全国のプロレスを愛してやまない人々の魂に伝導すると確信する。

 ヨーコ・オノが東日本大震災直後の絶望的な状況下、SNSで何度も何度も繰り返し発信した言葉がある。
 「ひとりで見る夢は叶わないが、みんなで見る夢は実現する。」
 全国のプロレスファンよ、月曜夜のプロレス興行最後の夜までにどうかどうか、九州プロレス観戦して欲しい。
 記者が日本一熱いと太鼓判を押した理由がわかるだろう。決して大げさでなかったことも。
 九州を愛しプロレスを愛する男たちの壮大なる夢の顛末を、きっと見たくなる。
 何故ならば、一度でも此処に足を運んだら、彼らと同じ夢を見ずにはおれなくなるからだ。
 
 
■ 九州プロレス グローカル・タッグトーナメント 準決勝
日程:2021年11月01日(月)19:00
会場:福岡市天神・西鉄ホール(観衆185人・主催者発表)

<第1試合 シングルマッチ 20分1本勝負>
〇桜島なおき
 8分57秒 スクールボーイ
●因幡のバッファロー
 因幡のバッファローが鳥取だらずプロレスからサプライズ参戦。





 白兎ならぬ暴れ牛勢い余って桜島にまるめこまれて3カウント。
 試合後SNSで来年度「だらずプロレス」として、グローカル・タッグトーナメント出場を宣言。

<第2試合 シングルマッチ 20分1本勝負>
●ばってん×ぶらぶら
 11分06秒 アックスボンバー⇒片エビ固め
〇ハイビスカスみぃ
 ばってんの尻攻撃に戦慄のみぃ交際を強要され怒り露わに袖にする。



<タッグトーナメント準決勝>
〇めんたい☆キッド
野崎広大
 13分01秒 砲弾スピアー⇒片エビ固め
グルクンマスク
●首里ジョー 
 覚醒の緑の獣が琉球の風を力技で吹っ飛ばす。



<タッグトーナメント準決勝>
GAINA
〇のはしたろう
 24分23秒 逆打ち
玄海
●佐々木日田丸 
 玄海騒然日田丸逆上準決勝でまさかの敗退。決勝進出はみちのくともだちタッグ。





※詳細拡大版は週刊ファイト11月11日号に収録。