UFC 267アブダビ大会!グローバー・テイシェイラがライトヘビー級王者!

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 10月31日(日)にアブダビ・ファイトアイランドのエディハド・アリーナにてUFC 267:ブラホビッチvsテイシェイラが行われた。前座からメインの王座決定戦に至るまで多くの接戦が繰り広げられ、今年行われた大会の中でも最高峰の盛り上がりを見せた。

UFC世界ライトヘビー級王座決定戦
42歳にして初のタイトルマッチから7年、グローバー・テイシェイラが王者ヤン・ブラホビッチからUFC世界ライト級タイトルを奪取した。2ラウンド、テイシェイラは左フックでブラホビッチをぐらつかせテイクダウンに成功すると、すぐにリアネイキドチョークで勝負を決めた。

試合後のテイシェイラのコメント:
「20年だ。言葉では言い表せない。感謝の気持ちでいっぱいだ。何か言おうかと思ったけど、今は思いつかないんだ。ダナ・ホワイトは、彼がルールを破ったと言っていたけど、だからこそUFCが成り立っていると思う。自分は42歳だけど、これからもそのルールを破っていきたい。」

UFC世界バンタム級暫定王座決定戦
元チャンピオンのピョートル・ヤンと、急成長中の3位コーリー・サンドハーゲンが、華麗でテクニカルな一進一退の攻防を繰り広げた。非常に激しい接戦となりましたが、ヤンが満場一致の判定勝利を飾りった。

試合後のヤンのコメント:
「みんな、ありがとう。コーリーとはタフな戦いになるだろうと思っていたけど、試合の流れを変えられると信じていた。アブダビでチャンピオンになったのは2回目だし、今は自分の家のようなものだよ。自分はここにいる。みんなが真のチャンピオンであることをわかってくれているはずだ。」

大会のハイライト
イスラム・マカチェフがダン・フッカーをレスリングで圧倒し、1ラウンドにサブミッションで勝利を挙げた。
無敗のハムザト・チマエフは、驚異的な逆襲を遂げ、リー・ジンリャン相手に1ラウンドにサブミッションで勝利した。
リローン・マーフィーは、2ラウンドにマクワン・アミルカーニの打撃に合わせて完璧なタイミングでヒザを入れノックアウトし、無敗を維持した。
ミハル・オレクシェイチュクは、その優れたボクシングでシャミル・ガムザトフ を圧倒し、1ラウンドTKO勝ちを収めた。

■ UFC 267:ブラホビッチ vs. テイシェイラ
日時:現地時間2021年10月30日(土)、日本時間30日(土)31日(日)
会場:アラブ首長国連邦・アブダビ/エティハド・アリーナ

【メインイベント】
<ライトヘビー級タイトルマッチ 5分5ラウンド>
○グローバー・テイシェイラ
 2R 3分02秒 リアネイキドチョーク
●ヤン・ブラホビッチ

【セミメインイベント】
<バンタム級暫定王座決定戦 5分5ラウンド>
○ピョートル・ヤン
 判定
●コーリー・サンドヘイゲン

【メインカード】
<ライト級マッチ 5分3ラウンド>
○イスラム・マカチェフ
 1R 2分23秒 キムラ
●ダン・フッカー

<ヘビー級マッチ 5分3ラウンド>
○アレクサンドル・ボルコフ
 判定
●マルチン・ティブラ

<ウェルター級マッチ 5分3ラウンド>
○ハムザト・チマエフ
 1R 3分16秒 リアネイキドチョーク
●リー・ジンリャン

<ライトヘビー級マッチ 5分3ラウンド>
○マゴメド・アンカラエフ
 判定
●ヴォルカン・オーズデミア


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