［週刊ファイト11月04日号］収録　［ファイトクラブ］公開中

▼クラウンジュエル4時間ベッキーRレインズ防衛！ZベガXウッズ優勝
　(c) 2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.　タダシ☆タナカ編
・4時間本篇終了は日本時間早朝5時！RレインズBレスナー重厚トリ
・わかりきっていたベッキー王座防衛も中身は白熱！サーシャ&Bブレア
・Happy EndingビッグE王座防衛！ドリュー･マッキンタイアいずれまた
・ゼイビア・ウッズKOTR優勝が7年越しの夢フィン・ベイラー次は悪役？
・ゴールドバーク2019年サウジ頭打ったドタバタからBラシュリー倒す
・身長体格差目立つドゥドロップ-ゼリーナ･ベガ戦を中東でやる意図は？
・ラクダ入場リドルにランディ・オートン：AJスタイル仕事オモスはお荷物
・地元マンスール勝利も暴れるMアリに東京五輪空手銀メダリスト登場
・第1試合大型HIAC戦またエッジに27分40秒与えてSロリンズ退治
・海外遠征なのにKICKOFFからメインまで5時間でいいのか？総括論

■　WWE クラウンジュエル
日時：10月21日（現地時間）
会場：サウジアラビア　リヤド　モハメド・アブドゥ・アリーナ

4時間本篇終了は日本時間早朝5時！RレインズBレスナー重厚トリ

＜第9試合 ユニバーサル王座　*ノーDQ戦事前発表も通常試合＞
[王者]〇ローマン･レインズ
　12分20秒　ベルトで殴り2人目レフェリーが3カウント
[挑戦者]●ブロック･レスナー
※王座防衛

◆レインズがベルト攻撃でレスナーを沈めて大混乱のユニバーサル王座戦を制す！

　ローマン・レインズがPPV「クラウン・ジュエル」のユニバーサル王座戦で“ザ・ビースト”ブロック・レスナーと激突すると試合途中にレフェリーがダウンして大混乱となるも最後はベルト攻撃でレスナーを沈めて王座防衛に成功した。序盤、レインズはレスナーにスーパーマンパンチやスピアーで攻め込むとレスナーのジャーマン・スープレックス３連打やF5で反撃されて激しい攻防を展開した。さらにレインズが再びレスナーのF5を食らってフォールされるもこの攻撃が誤爆してレフェリーがダウンしてしまう。

　するとポール・ヘイマンが凶器として王座ベルトをリングに投げ込むとレインズとレスナーがこれを奪い合ったが、突如現れたウーソズのダブルスーパーキックからレインズがベルト攻撃でレスナーを沈めると代理レフェリーが登場して３カウント。運を味方につけたレインズがレスナーを制して王座防衛に成功した。

　クリーンなフィニッシュにならないことはわかりきっていたこと。レスナーはブランド再編ドラフト会議にも関わりのない特別扱いの1試合xx万ドルの法外な契約であり、今のところ来年の『レッスルマニア』がローマン・レインズ戦予定となる。
　『サバイバーシリーズ』は例年RAW-SmackDown対抗戦なのだが、今のところレスナーの登場はなく、あくまで4000万ドルとも噂されるガチに『レッスルマニア』よりはるかに儲かるサウジアラビア政府招聘による超特別な『クラウンジュエル』売り興行だから、本国でもやらないこの超目玉カードを出しますとなっただけ。
　ポール・ヘイマンがどう動くかが注目点だったわけだが、今回はどっちにどうのはなく、プリショーに出てきたウーソズがお約束で関与してのフォールだった。
　良い試合には違いなくメインらしい重圧さはあったが、なにしろ日本時間で深夜12時からのプリショー1時間なのでそこから見始めて、終わったのが本戦だけで4時間ギリギリの早朝5時ちょうど。正直、真面目に付き合っている側としてはしんどかったのが本音になる。