UFCファイトナイト・ラスベガス40!ノルマ・ドゥモントが判定勝ち!

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 ラッドvsドゥモントが10月17日(日)にラスベガスのUFC APEXアリーナで行われ行われた。 この大会では、目を見張るようなパフォーマンスを披露した新進気鋭の選手や、今でもタイトル争いに絡む実力を擁することを証明したベテラン選手が多数参加した。

メインイベント
 大会直前にホリー・ホルムに代わって出場したアスペン・ラッドは、フェザー級で新進気鋭のノルマ・デュモンと対戦した。デュモンは対戦相手の変更に対応し、距離とジャブを駆使して試合の大半をコントロールしました。後半のラウンドでは、ラッドが奮起しましたが、デュモンのポイントを上回ることはできなかった。結果、デュモンが満場一致の判定勝ちを収め、試合後にこうコメントした。
「彼女は試合がキャンセルになる寸前だったわたしを救ってくれた。これからジムに戻って、すべてを修正して、完璧への道を歩んでいきたい。これも多くの人に感動を与えるための一歩となる。」

セミメイン
 セミメインでは、アンドレイ・アルロフスキーとカルロス・フェリペがヘビー級の3ラウンドを戦った。豊富な経験を持つアルロフスキーは、若いフェリペの連打を巧みにかわし、終盤疲れが見えたベテラン相手に、フェリペは有利に試合を進めた。しかし、、ジャッジはアルロフスキーの試合全体の動きを評価し、満場一致の判定勝ちとなった。

試合後のアルロフスキーのコメント:
「彼は乱打戦を望んでいたので、応戦しそうになったけど、落ち着いて自分のゲームプランを守った。この素晴らしいファミリーの一員になれたこと、UFCの一員になれたことを光栄に思うし、最初からずっとここにいる。ダナ・ホワイト、マッチメーカー、他の全てのファイター達、ナイキの言うように『Just Do It』だ。」

大会のハイライト
 モンゴル初の、そして唯一のUFC選手であるダナー・バットゲレルは、経験豊富なブランドン・デイビスの復帰を阻止し、3連続の1ラウンドKO勝ちを収めた。この50秒のフィニッシュにより、バットゲレルは連続KO記録で3位となり、パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトとして5万ドルのボーナスを獲得した。

 ジム・ミラーは、新人のエリック・ゴンザレスを2ラウンドでKOし、UFC史上最多の37試合出場、2番目に多い22勝という記録を更新した。ゴンザレスが強気に出てきてミラーを攻撃したのに対し、ベテランは嵐を切り抜けて反発し、UFC200以来のKOを達成した。これにより、ベテランは13回目のパフォーマンス・オブ・ザ・ナイト・ボーナスを獲得した。

■ UFCファイトナイト・ラスベガス40:ラッド vs. ドゥモン
日時:現地時間2021年10月16日(土)、日本時間17日(日)
会場:アメリカ・ネバダ州ラスベガス/UFC APEX

【メインイベント】
<女子フェザー級マッチ 5分5ラウンド>
○ノルマ・ドゥモン
 判定 3-0
●アスペン・ラッド

【セミメインイベント】
<ヘビー級マッチ 5分3ラウンド>
○アンドレイ・アルロフスキー
 判定 3-0
●カルロス・フェリペ

【メインカード】
<ライト級マッチ 5分3ラウンド>
○ジム・ミラー
 2R 0分14秒 TKO
●エリック・ゴンザレス

<女子フライ級マッチ 5分3ラウンド>
○マノン・フィオロ
 判定 3-0
●マイラ・ブエノ・シウバ

<フェザー級マッチ 5分3ラウンド>
○ネイト・ランドワー
 3R 2分22秒 アナコンダチョーク
●ルドビト・クライン