クリスチャン・ケイジ、Jアレキサンダーが華麗な連携で勝利!Impact Wrestling

(C)TNA

 9月16日(現地時間・放送日)に『Impact Wrestling』が放送された。
 今大会のメインではインパクト・レスリングのベビーフェイスとヒールが全面対決10人タッグマッチが行われた。元々はエディ・エドワーズとムース、W・モリッシーの抗争が発端だったが、この両者にベビーフェイス、ヒールが加担し、遂に10人タッグマッチとなった。ベビーフェイス軍は現インパクト世界王者のクリスチャン・ケイジ(現在の所属は提携団体AEWだが、過去にTNAのエース格だった事もあり、インパクトのベビーフェイス軍になっている)に、今回の抗争でヒールからフェイスターンしたサミ・キャラハンも加わった。対するヒール軍はムース、モリッシーの怪物コンビに、インパクト世界王座への挑戦権を持つエース・オースチンなど。試合は、10人が入り乱れる展開となるが、次第にヒール軍がエドワーズを狙って集中攻撃し、ベビーフェイス軍にタッチさせない戦法に出る。なかなかタッチ出来ないエドワーズが孤軍奮闘で苦しめられるが、なんとかタッチすると再び10人が入り乱れる大混戦となった。しかし最後はクリスチャンがマイヤーズに必殺のスピアーからアレキサンダーががC4スパイクを決めてフォール勝ち。インパクト世界王者とXデイビジョン王者が華麗な連携を見せてベビーフェイス軍がフォール勝ちして勝ちどきをあげた。
 また不穏な空気が流れていたバイオレント・バイ・デザインのライノが遂に追放された。ディケイとのタッグマッチで敗れたデザイン軍。総帥エリック・ヤングは不甲斐無いライノを叱責すると、ディーナー、ジョー・ドーリングがライノに襲い掛かった。デザイン軍は集団でライノに暴行し、遂にライノを追放となったようだ。

■ Impact Wrestling
日時:2021年9月16日(現地時間・放送日)
会場:アメリカ合衆国会場非公開

<10人タッグマッチ>
○クリスチャン・ケイジ、ジョシュ・アレキサンダー、クリス・セイビン、エディ・エドワーズ、サミ・キャラハン
 ピンフォール
●エース・オースチン、マッドマン・フルトン、ブライアン・マイヤーズ、ムース、W・モリッシー

<シングルマッチ>
○トレイ・ミゲル
 ピンフォール
●マシュー・リーヴォルト

<シングルマッチ>
○ジョン・スカイラー
 ピンフォール
●レラド・キッド

<シングルマッチ>
○ピーティー・ウィリアムズ
 ピンフォール
●TJP

<タッグマッチ>
○ディケイ(ブラック・タリウス & クレイジー・スティーブ)
 ピンフォール
●バイオレント・バイ・デザイン(ディーナー、ライノ)