『ストロングスタイルプロレス』初見参新木場激闘! コロナ明け間下、ギアを上げるもS・タイガーに壮絶玉砕!!

 急遽開催が決定したストロングスタイルプロレス9・5新木場大会。
 ワールド女子プロレスディアナとの業務提携後初の興行、新木場1st RINGに初進出となったストロングスタイルプロレス、
「9・5はこっちがオモテ」
 との想いの籠もった激闘全5試合が繰り広げられた。
 セミファイナルは、コロナでの闘病明けとなる間下隼人とスーパー・タイガーの兄弟弟子対決第2ラウンド。

 復帰後初練習で腕立て伏せが3回しかできず、後遺症にも苦しんでいる心情を吐露していた間下だが、いざスーパー・タイガーを前にすると豹変。
 強烈なサッカーボールキックを背中に叩き込み、場外戦もエプロンでのPKを見舞って優位に進め、またしてもマスクに手をかけるなど暴走をみせる。

 一方、腰の状態が思わしくなく、テーピングを施した痛々しい姿で間下の蹴擊を受けたスーパー・タイガーは防戦一方になりながら、高い打点のソバットなどで反撃開始。

 最後は痛む腰も構わずパイルドライバー、ブレーンバスターを繰り出したスーパー・タイガーが間下の執念を振り切った。


 試合後、返り討ちにあった間下は意気盛んに勝つまで諦めない宣言。

 狙われるスーパー・タイガーは、
「ギアを上げてきて驚いた」
 と、最悪のコンディションとは思えない間下の闘志を評価しつつ、次戦・後楽園大会でのさらなる死闘を予感しているようだった。

 メインイベントには、前回7・29後楽園で鮮烈なデビューを飾ったタイガー・クイーンが登場。

 実力者・佐藤綾子の場外でのプレート攻撃などラフファイトに苦しむ場面もあったが、打撃とグラウンド、場外へのラ・ケプラーダを見せるなど終始優勢な試合運び。長距離ダイビングヘッドバッドも敢行し、最後は美麗なタイガースープレックスで快勝した。


 試合後、ベテラン佐藤綾子は
「ディアナと提携して初めての試合なのに、マスクを破ったらもう呼んでもらえないかと思って躊躇した」
 と、余裕を見せつつも
「想像以上だった」
 と、タイガー・クイーンの強さに舌を巻いた。

 朱く腫れ上がった腕が激闘を物語る

 次戦後楽園ホール大会『ストロングスタイルプロレスVol.13~初代タイガーマスク40周年記念第3弾~』は、10月21日(木)18:30ゴング!

■ 初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレスVol.12~タイガー・クイーン。デビュー第2戦~
日時:9月5日(日) 開始:18:00 
会場:東京・新木場1st RING
観衆:183人(超満員札止め)

<第1試合 タッグマッチ20分1本勝負>
アンディ・ウー(VAMOSTAR) ●那須晃太郎(フリー)
 13分09秒 ゴーストバスター⇒体固め
新井健一郎(DRAGON GATE) ○ガッツ石島(TTTプロレスリング)

<第2試合 スペシャル3WAYマッチ30分1本勝負>
○ジャガー横田(ワールド女子プロレス・ディアナ)vs.
 9分01秒 ドリルアホールパイルドライバー⇒膝フォール
●梅咲 遥(ワールド女子プロレス・ディアナ)
※もう1人は優宇(フリー)

<第3試合UWAアジアパシフィックヘビー級選手権試合 60分1本勝負>
[王者]
○将軍岡本(VOODOO―MURDERS)
 11分02秒 バックドロップ⇒片エビ固め
●高岩竜一(フリー)
[挑戦者]
※第5代王者・初防衛に成功

<セミファイナル タッグマッチ60分1本勝負>
○スーパー・タイガー(ストロングスタイルプロレス) 河野真幸(VAMOSTAR)
 13分17秒 垂直落下式ブレーンバスター⇒片エビ固め
●間下隼人(ストロングスタイルプロレス) 竹田誠志(フリー)

<メインイベント スペシャルシングルマッチ60分1本勝負>
○タイガー・クイーン(一般社団法人初代タイガーマスク後援会)
 12分42秒 タイガースープレックスホールド
●佐藤綾子(ワールド女子プロレス・ディアナ)

【PPV生中継】
初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレスVol.12 ~タイガー・クイーンデビュー第2戦~9.5新木場 1stRING大会 生中継! 
https://live.nicovideo.jp/watch/lv333445098
※第2試合途中まで無料試聴可能