エース・オースチンがトミー・ドリーマーに勝利!Impact Wrestling

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 9月2日(現地時間・放送日)に『Impact Wrestling』が放送された。
 今大会のメインでは現インパクト世界王者クリスチャン・ケイジへの挑戦権を持っているエース・オースチンがECWレジェンドであるトミー・ドリーマーと対戦した。2021年8月26日放送回でクリスチャンとドリーマーがケニー・オメガから王座を奪還した事を喜んでいた時、王座を奪って最年少王者になると横やりを入れてきたのがオースチンだったのだ。そこでまずは前哨戦としてドリーマーが対戦したのだった。しかも、この試合でドリーマーが勝利すれば、オースチンが挑戦する王座戦に組み込まれ、トリプルスレッドの王座戦になってしまうという条件がつけられたのでオースチンは絶対に負けられない試合となった。試合は老獪なドリーマーが優勢になるも、オースチンの用心棒であるマッドマン・フルトンが試合に介入。ドリーマーがカウンターのDDTでフォールしそうになるとオースチンの足を引っ張ってフォールさせないようにしたのだった。これに怒ったドリーマーはリング下に降りてフルトンと乱闘。フルトンにDDTを決めて懲らしめたものの、この乱闘で油断したドリーマーからオースチンがフォールを奪って勝利。フルトンとの二人三脚でECWレジェンドにオースチンが勝利して王座奪取をアピールした。
 また王座奪還を狙うムースは、その前に同じく王座奪還を狙うエディ・エドワーズをヒーロー気取りだと激しく批判。これに怒ったエドワーズも現れて竹刀攻撃するも、そこにエドワーズと抗争中のW・モリッシーが現れてムースに加勢。ムースのスピアーからモリッシーのビックブーツ、そして合体パワーボムでエドワーズをKOしてしまった。怪物二人が手を組んで恐ろしいことになりそうだ。
 更にXディビジョン王者であるジョシュ・アレキサンダーが、誰とでも戦うと挑戦者を番組内で募集した。その結果、ジェイク・クリストが名乗りをあげ王座に挑戦するもアレキサンダーが勝利で王座防衛。試合後、アレキサンダーは、史上最高のXディビジョン王者と戦いたいと、かつて王者として君臨したクリス・セイビンを呼びだし、挑戦者に指名。現在の王者と歴代の王者のXディビジョン王座戦が決定した。

■ Impact Wrestling
日時:2021年9月2日(現地時間・放送日)
会場:アメリカ合衆国会場非公開

<シングルマッチ>
○エース・オースチン
 ピンフォール
●トミー・ドリーマー

<タッグマッチ>
○ロヒット・ラジュ、シェラ
 ピンフォール
●マット・カルドナ、チェルシー・グリーン

<Xディビジョン王座タイトルマッチ>
○ジョシュ・アレキサンダー(王者)
 ピンフォール
●ジェイク・クリスト(挑戦者)

<タッグマッチ>
○ディケイ(ブラック・タリウス & クレイジー・スティーブ)
 ピンフォール
●ファラー・バー、ノー・ウェイ

<6人タッグマッチ>
○テイラー・ワイルド、ジョーディン・グレイス、レイチェル・エラリング
 ピンフォール
●インフルエンス