ムエタイ強豪が続々ONE参戦!シッティチャイがタワンチャイにスプリット判定勝!配信大会「ONE:BATTLEGROUND Ⅲ」

 2021年8月27日(金)シンガポール・インドアスタジアムで7月30日事前収録された「ONE:BATTLEGROUND Ⅲ」が配信された。メインイベントではパンデミック禍で休止状態となっているタイのムエタイ強豪同士の対戦で、シッティチャイ・シッソンピーノン(29歳)がスプリットながらタワンチャイ・PKセンチャイムエタイジム(22歳)に1年ぶりとなる試合を判定勝で飾った。(トップ写真)

シッティチャイ・シッソンピーノン


 大会は事前収録の配信大会で“ONE Championship”APP、AbemaTV格闘チャンネルでも配信された。

■ ONE Championship “BATTLEGROUND Ⅲ”
配信日時:2021年8月27日 現地20:30(JST 21:30)
会場:シンガポール・インドアスタジアム

<メインイベント第6試合 ムエタイ・フェザー級(65.9㎏‐70.3㎏)3分5R>
▼ムエタイ・フェザー級 3分3R
○シッティチャイ・シッソンピーノン(タイ/ルンピニーウェルター級、GLORYライト級などムエタイ、キックボクシング王者多数)-Sitthichai Sitsongpeenong
 判定2-1
●タワンチャイ・PKセンチャイムエタイジム(タイ/2018年サイアムスポーツ社MVP、ルンピニースタジアムMVP )-Tawanchai PK.Saenchai Muaythaigym

<コーメイン第5試合 MMA57.7kg契約 5分3R>
○デェダムロン・ソーアミュアイシルチョーク(タイ)-Dejdamrong Sor Amnuaysirichoke
 2RTKO 3分31秒 ※打撃によるレフェリーストップ
●バンマ・ドゥオジ(中国)-Banma Duoji

四川省のアバ・チベット族のバンマ・ドゥオジ(美男子を意味する)は散打から中国の格闘イベント武林風、Kunlun Fightで活躍し、ONE初参戦する22歳の新鋭、対するムエタイでルンピニースタジアム3階級制覇からMMAに転向した42歳のベテラン デェダムロンの試合は、2Rデェダムロンがリーチ差をかいくぐり、接近戦での肘、膝でKO勝利をおさめた。

<第4試合 MMA フライ級フライ級(56.8㎏‐61.2㎏) 5分3R>
●キム・デフォン(韓国)-Dae Hwan Kim
 3RTKO 1分46秒 ※左レバーブローでダウン→パウンドに移行したところでレフェリーストップ
〇シェ・ウェイ(中国)-Xie Wei

<第3試合 MMA 女子アトム級 (47.7㎏–52.2kg) リザーブマッチ出場決定戦 5分3R>
●ビー・ニューイェン(ベトナム/米国)-Bi Nguyen
 判定0-3
○ジェネリン・オルシム(フィリピン)-Jenelyn Olsim
※ジェネリン・オルシムが9月3日「ONE: EMPOWER」ONE女子アトム級GPリザーブマッチ進出

ジェネリン・オルシム(赤トランクス)が判定勝でパンデミック禍で延期となった「ONE: EMPOWER」ONE女子アトム級GPリザーブマッチ進出を決めた。

<第2試合 MMAバンタム級 (61.3㎏–65.8㎏) 5分3R>
●ティアル・サン(ミャンマー)-Tial Thang
 判定0-3
○ソン・ミンジョン(韓国)-Song Min Jong

米国在住でONE3勝無敗のティアル・サン(ミャンマー)だったが、ソン・ミンジョン(韓国)に判定敗

<第1試合 MMAバンタム級 (61.3㎏–65.8㎏) 5分3R>
〇プレウ・オトゴンジャルガル(モンゴル)-Purev Otgonjargal
 1RTKO 0分49秒 ※右ストレート→パウンド
×ベン・ロイル(英国)-Ben Royle

※体重と計量時とハイドレーション・テストの数値
ONEでは水抜きによる急激な体重増減を禁止しており、規定体重をクリアしてもハイドレーション・テストをパスしないといけない。尿比重(尿中の水分と水分以外の物質の割合を算出した割合)が1.00250以下が基準上限とされ、1.0250以下は合格。1.0251以上の値は不合格となり、1日目または2日目に体重とハイドレーション・テストに失敗した選手は、大会当日朝にもテストを行う。