ジャレッド・キャノニアがケルヴィン・ガステラムに判定勝利!UFCファイトナイト・ラスベガス34

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 キャノニアvsガステラムが8月22日(日)にラスベガスのUFC APEXで行われた。合計12試合が行われ、距離をとった対戦やKOやサブミッションによる鮮やかなフィニッシュもあった。

メインイベント
メインイベントでは、ミドル級3位のジャレッド・キャノニアと同級9位のケルヴィン・ガステラムがオクタゴンで対決し、双方が5ラウンドを通してパワフルなキックとパンチを繰り出した。試合は、ノックダウンとその打撃力により満場一致の判定でキャノニアに軍配が上がった。

試合後のキャノニアのコメント:
「ケルヴィンのような選手と5ラウンド戦うのはいつも素晴らしいことだけど、勝つことができてさらに嬉しい。願わくばタイトルに挑戦したいけど、いい相手がいれば(別の対戦に)イエスと言うかもしれない。」

セミメイン
セミメインでは、UFC殿堂入りを果たしたクレイ・グイダが31回目の試合に臨み、オリンピックメダリストのマルク・マドセンと対戦した。3ラウンドにわたって激しい打ち合いと過酷なクリンチが繰り広げられた。最後はスコアカードでスプリット・デシジョンとなり、マドセンが無敗を維持した。

試合後のマドセンのコメント:
「勝利を持ち帰ることができて、とても誇りに思う。正直なところ、オリンピックに出ることよりも意味があった。これは自分のキャリアの中でも最大のカムバックだ。クレイ・グイダと闘えたことは大きな意味を持つだろう。」

大会のハイライト
フライ級3位のアレクサンドル・パントーハと同級6位のブランドン・ロイバルのメインカード初戦は、荒々しく速いペースの試合となった。パントーハの攻撃は激しく、2ラウンドにはリアネイキドチョークでロイバルをタップアウトさせた。
また、ヴィンス・ピシェルとオースティン・ハバードのライト級対決は、3ラウンドの間厳しい戦いが繰り広げられ、最後はピッケルが判定勝利を収めた。
ウズベキスタン出身のサイードヨクブ・カフラモノフが、わずか2日前の通知でベテランのトレビン・ジョーンズ選手と対戦し、最終ラウンドでサブミッションを決めて勝利を収めた。

■ UFCファイトナイト・ラスベガス34:キャノニア vs. ガステラム
日時:現地時間2021年8月21日(土)、日本時間8月22日(日)
会場:アメリカ・ネバダ州ラスベガス/UFC APEX

【メインイベント】
<ミドル級マッチ 5分5ラウンド>
○ジャレッド・キャノニア
 判定 3-0
●ケルヴィン・ガステラム

【セミメインイベント】
<ライト級マッチ 5分3ラウンド>
○マルク・マドセン
 判定 2-1
●クレイ・グイダ

【メインカード】
<ヘビー級マッチ 5分3ラウンド>
○パーカー・ポーター
 判定 3-0
●チェイス・シャーマン

<バンタム級マッチ 5分3ラウンド>
○サイードヨクブ・カフラモノフ
 ギロチンチョークでサブミッション勝利(3R4:39)
●トレビン・ジョーンズに

<ライト級マッチ 5分3ラウンド>
○ヴィンス・ピシェル
 判定 3-0
●オースティン・ハバード

<フライ級マッチ 5分3ラウンド>
○アレクサンドル・パントーハ
 リアネイキドチョークでサブミッション勝利(2R1:46)
●ブランドン・ロイバル