女子ライト級とヘビー級で決勝戦進出選手決定!PFL 2021 #8

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 8月19日(現地時間)にフロリダ州ハリウッドで『PFL 2021 #8: Playoffs』が開催された。
 世界唯一の総合格闘技(MMA)リーグであるプロフェッショナル・ファイターズ・リーグ(Professional Fighters League、PFL)は、レギュラーシーズン、「勝ち抜き」プレーオフ、シーズンを締めくくるチャンピオンシップで闘う個人のファイターが参加する真のスポーツとしてMMAを提供する最初の組織である。MGM Televisionとの新しい提携は、世界中の3億人のMMAファンとの交流の最大化を目指すPFLマルチプラットフォーム配信に、台本なしのプログラムとショート形式のコンテンツを提供する。当初の台本なしシリーズは、ファイターの日常生活をファンに提供し、チャンピオンがPFLリーグ・プレーオフで出場権を獲得するパラレル・トーナメントを特徴とする。
 今大会は、女子ライト級とヘビー級の準決勝が行われた。メインは女子ライト級準決勝でケイラ・ハリソンとジャナ・ファビアンが対戦。試合は下馬評で上回るハリソンがテイクダウンからマウントパンチ。更に背中を向けたファビアンにパウンドを叩き込んでTKO勝利となった。もう一方の女子ライト級準決勝ではテイラー・ゴールダードがマリアナ・モライスに判定勝ちして決勝に駒を進めた。
 またヘビー級準決勝では日本のライジンに参戦経験もあるブルーノ・カッペローザがジャマル・ジョーンズと対戦。スタンド打撃で試合を有利に進めるカッペローザが遂に金網際でジョーンズからダウンを奪うと追撃のパウンド連打でTKO勝ちした。そしてもう一つのヘビー級準決勝では優勝候補のデニス・ゴルソフがミルコ・クロコップの弟子アンテ・デリアに判定で敗れるという波乱が起こった。これでヘビー級決勝はカッペローザとデリアが戦うこととなった。

■ PFL 2021 #8: Playoffs
日時:2021年8月19日(現地時間)
会場:アメリカ合衆国フロリダ州ハリウッド

<女子ライト級準決勝>
○ケイラ・ハリソン(米国)
 1R 4分01秒 TKO
●ジェナ・フェビアン(豪州)

<ヘビー級準決勝>
○ブルーノ・カッペローザ(ブラジル)
 2R 1分33秒 TKO
●ジャマル・ジョーンズ(米国)

<女子ライト級準決勝>
○テイラー・ゴールダード(米国)
 判定 2-1
●マリアナ・モライス(ブラジル)

<ヘビー級準決勝>
○アンテ・デリア(クロアチア)
 判定 3-0
●デニス・ゴルソフ(ロシア)

<ヘビー級>
○ヒーナン・フェレイラ(ブラジル)
 1R 0分31秒 KO
●スチュアート・オースチン(英国)

<ヘビー級>
○モー・デリース(米国)
 判定 3-0
●カール・シウマヌタファ(西サモア)

<女子ライト級>
○マリーナ・モフナトキナ(オランダ)
 判定 3-0
●クラウジア・ザモラ(米国)

<女子ライト級>
○アマンダ・リヴェイ(米国)
 1R 4分18秒 リアネイキドチョーク
●ミランダ・バーバー(米国)

<ライト級>
○クリスチャン・ローセン(米国)
 判定 3-0
●ジョナス・フロック(米国)