15日、ノアが『KAWASAKI, GO! 2021』カルッツかわさき大会を開催した。
大会ハッシュタグ「#どつきあい花火大会」を体現した、この2人ならではの闘いとなった。エルボー合戦がエンドレスで、打ち合い受け合いが止まらない。コロナ対策のために声援が禁止された会場では、波打つような拍手と床ストンピングが発生する。
決着がつかないロングマッチは、杉浦による掟破りの逆スライディングD、田中による掟破りの逆予選スラムまでが飛び出す。最後は杉浦が雪崩式予選スラムでフィニッシュした。
田中は敗れながらも、2本のベルトを自ら授与することで杉浦の強さを認めた。「ZERO1も田中将斗も、気持ちはまだ折れてへんから。杉浦貴がZERO1の世界ヘビーの看板を持って、看板を大きくしてくれたら、俺が獲りにいく」。一方の杉浦は「ちょっとね、世の中、憂鬱な時期が続いているけど、ノアのプロレスを見て少しでもみんなの心が晴れてくれたら、俺は嬉しい」と観客に感謝。9月から開始するリーグ戦『N-1 VICTORY 2021』での全勝優勝とGHCヘビー王座獲りを宣言している。
■ ノア KAWASAKI, GO! 2021
日時:8月15日(日)16:00
会場:神奈川・カルッツかわさき 観衆822人(主催者発表)
<第0試合/「N-1 VICTORY」出場者決定戦>※15:30開始
△ケンドー・カシン
6分29秒 両者リングアウト
△キング・タニー
<第0試合/「N-1 VICTORY」出場者決定戦 再試合>
〇ケンドー・カシン
2分22秒 キドクラッチ
●キング・タニー
<第1試合>
●稲葉大樹
8分55秒 監獄固め
〇マサ北宮
<第2試合>
藤村加偉
矢野安崇
●岡田欣也
宮脇純太
10分24秒 スイクルデス⇒片エビ固め
井上雅央
〇齋藤彰俊
モハメド ヨネ
キング・タニー
<第3試合>
●日高郁人
鈴木鼓太郎
14分05秒 片山ジャーマンホールド
小峠篤司
〇原田大輔
<第4試合>
●大原はじめ
12分12秒 ストレッチプラム式フェースロック
○清宮海斗
<第5試合/GHCジュニアヘビー級タッグ選手権試合>
[挑戦者]
亜烈破
●タダスケ
18分54秒 クロスフェースロック
〇進祐哉
吉岡世起
[第44代王者]
※吉岡&進組が初防衛に成功
<第6試合>
中村大介
ケンドー・カシン
〇藤田和之
桜庭和志
18分09秒 パワーボム⇒エビ固め
●覇王
征矢学
中嶋勝彦
拳王
<第7試合/SPECIAL TAG KAWASAKI>
HAYATA
〇小川良成
17分56秒 足4の字固め
●NOSAWA論外
魔流不死
<第8試合/GHCナショナル&世界ヘビー級選手権試合>
[第29代世界ヘビー級王者]
●田中将斗
38分37秒 雪崩式オリンピック予選スラム⇒体固め
〇杉浦貴
[第5代GHCナショナル王者]
※杉浦が2度目の防衛に成功、田中が2度目の防衛に失敗。杉浦が第30代世界ヘビー級王者となる
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