ネイサン・マーコートが復帰戦で一本勝ち!Titan FC 71

(C)Titan FC/UFC FIGHT PASS

 8月6日(現地時間)にフロリダ州マイアミで『Titan FC 71: Whitney vs. AlQaisi』が開催された。
 UFC、ベラトール、PFLに次ぐ北米第4のメジャー団体となっているタイタンFCは全米生中継だけでなく、UFCファイトパスでも中継されている。その為か、UFCの大会と同日同時刻に重ならない様に開催されるようになった。一応、他団体ではあるが、ベラトールの様にUFCと敵対している訳ではなく、協力体制という感じだ。
 今大会のメインはフェザー級王座決定戦でアンドリュー・ホイットニーとアリ・アルケイシで争われた。元々はホイットニーではなくジェイコブ・キルバーンが出場予定だったが、欠場してしまった。結果、下馬評はUFC参戦経験もあるアルカイシが有利だったが、試合も優勢に進めたのはアルカイシで判定勝利で新王者に輝いた。

 しかしメインの王座戦以上に注目されたのが、レジェンドであるネイサン・マーコートの復帰戦だ。元ストライクフォース世界ウェルター級王者、元ミドル級キング・オブ・パンクラシストでUFCでもトップクラスで活躍した大物が2017年以来、約4年ぶりの復帰戦を行った。相手はマイケル・コーラで、試合は1Rにマーコートがグランドで下になって殴られるも、下からの腕十字を極めて一本勝ち。ベテランらしい見事な勝ち方で復帰戦を勝利で飾った。

■ Titan FC 71: Whitney vs. AlQaisi
日時:2021年8月6日(現地時間)
会場:アメリカ合衆国フロリダ州マイアミ

<フェザー級王座決定戦>
○アリ・アルカイシ(ヨルダン)
 判定
●アンドリュー・ホイットニー(米国)

<バンタム級>
○ライアン・クセ(米国)
 2R 4分44秒 TKO
●アミール・ナセル・カゼミ(米国)

<ミドル級>
○ネイサン・マーコート(米国)
 1R 2分39秒 腕十字
●マイケル・コーラ(米国)

<ライト級>
○リッチー・ルイス(米国)
 2R 2分57分 TKO
●エルネスト・ロドリゲス(キューバ)

<フライ級>
○エイドリアン・ガルシア(米国)
 判定
●ショージン・ミキ(米国)

<ウェルター級>
○デボン・ディクソン(米国)
 判定
●ブランドン・ロペス(米国)