先週7月15日(木)に『初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレス』二回目となる記者会見が都内で行われた。
　その席上で、タイガー・クイーンのデビュー戦、および他の対戦カードが発表された。

初代タイガーマスク「私が彼女を見た瞬間に、これは40年前を再現できると確信しました。動きを教えて、ジャガーさんに育てられて、ジャガーさんの教えも私の教えも魂の部分がまったく一緒ですので、いちばん重要なところを彼女（クイーン）は掴んでいます。
ボクがデビュー戦のときは、わけのわからないまま必死だったんですけど、いま彼女もおそらくそのプレッシャーに苛まれていると思います。プレッシャーを跳ね返して、プレッシャーを利用してもっといい試合ができるようになってもらいたい。
ずっと前から練習をしてるんですけども、毎回毎回、自分の期待を超えるようなアクションをしてくれて、この選手ならいけると思います」

ジャガー横田「タイガー・クイーンは、佐山先生が連れてこられ、佐山先生が直々に一つ一つ指導された選手です。初めて見たとき衝撃を受けました。初代夕イガーのクローンだと私は思っております。ぜひ29日、ご期待ください。夕イガー・クイーンの相手は、（彼女が）どの選手と当たっても恥じない動き、スピード、テクニックがあるので外国人選手を考えましたが、コロナ禍ということも考慮し日本の中でもすごい力のある山下りな選手にしました。山下りな選手とは先日（12月大会）組んで、最高の選手と思ったのでまず29日、ご期待いただきたいと思います」

新間寿会長「40年前のタイガーマスクを誕生させ、そして今回、新たにタイガー・クイーンを世に送り出すことができます。
初代タイガーマスクは『虎は風を従え千里を来て千里を帰る』。私の孫娘に『今度新しいタイガー・クイーンができるよ。何がいいと思う？』と聞きましたら彼女は『風林火山だよ』と。先ほど、これを闘いの旗印にしたらとタイガー・クイーンに贈りました。
私たちの孫まで期待しているタイガー・クイーン。タイガーマスクがデビューしたあの佐山サ卜ルを私はいま一度見たい。彼女なら絶対見せてもらえる」
　タイガー・クイーンのデビュー戦の相手を務める山下りなは、2013年にOSAKA女子プロレスでデビュー、現在はアイスリボンを始めとし様々な団体に招かれ、デスマッチやハードコアスタイルの試合で男子とも渡り合うハードコアファイターでもあり、現在国内女子レスラーの中で最も活躍著しい売れっ子の実力派レスラーだ。

■“初代タイガーマスク”佐山サトル『ストロングスタイルプロレス Vol.11～初代タイガーマスク40周年記念第2弾～』
日時：7月29日（木）18時30分
会 場：後楽園ホール

＜スペシャルシングルマッチ 60分1本勝負＞　
タイガー・クイーン
　vs.
山下りな（フリー）

＜タッグマッチ 60分1本勝負＞
スーパー・タイガー（第15代レジェンド王者/ストロングスタイルプロレス）
＆阿部史典（プロレスリングBASARA）
　vs.
河野真幸（フリー）＆間下隼人（ストロングスタイルプロレス）

＜シングルマッチ 60分1本勝負＞
船木誠勝（フリー）vs 竹田誠志（フリー）

＜タッグマッチ 30分1本勝負＞
ケンドー・カシン（はぐれIGFインターナショナル）
＆将軍岡本（第5代UWAアジアパシフィックヘビー級王者/VOODOO-MURDERS）
　vs.
高岩竜一（フリー）＆田中稔（GLEAT）

＜タッグマッチ 30分１本勝負＞
スーパー・ライダー（ストロングスタイルプロレス）
＆宮本裕向（666）
　vs.
伊藤崇文（パンクラスism）＆TORU（TTTプロレスリング）

※試合順未定。
【7/21付追加対戦カード】
＜スペシャルタッグマッチ 30分1本勝負＞
ジャガー横田（ワールド女子プロレス ディアナ）&優宇（フリー）
vs.
青木いつ希（ショーンキャプチャー）&マドレーヌ（ワールド女子プロレス ディアナ）