7月18日、kross×overの13回目の大会が開催された。
この日、大久保にあるGENスポーツパレスをほぼ一日貸し切っての大会であったが、アマチュア枠はキッズ、レディース、キック、MMA入り乱れての65試合。
プロ部門には20試合をラインナップし、業界ではFighting NEXSASUと並び試合数では1、2を争う。しかし、裏を返せばコロナ禍の現状で、選手達に貴重な腕試しの機会を積極的に与えていると言え、旗揚げ数年でのここまでの急成長はまさに異例。それほど、坂本光広代表のコネクションは多岐に渡る。
■ Kross × Over 13
日時:7月18日(日)昼夜
会場:GENスポーツパレス
多くの選手を集め、長丁場の中で開催されたクロスオーバーアマチュア大会ではあったが、本誌記者の目を引いたのは第62試合で登場した若干14歳の高本千代。
五年程前から、実父様である高本道場https://tkmt-dojo.com/ 高本裕和師範の元格闘技を始めた高本。試合では柔術ベースの下からの攻めを見せて、35歳の川嶋をコントロール。
スイープを囮にしての、腕十字をがっちりと決め、1ラウンド38秒での秒殺一本を勝ち取った。この日はキックルールでの二刀流にも挑戦し、なんと初のTKO勝ち。“シンデレラル―キ―”高本千代の今後が多いに期待される。
タイヤファイトに名乗りをあげた新星現る
8月14日に開催予定のタイヤファイト、MAHARAJA六本木大会参戦予定となる大八木友美は34歳の時に、自身の腹筋を割ることだけを目的に小塚誠司率いる、FREEDOM OZに入会。通常ジム会員でありながら、身体を絞り上げなんと2年後には格闘技よりも先んじてNPCJ(National Physique Committee Japan )のフィットネス部門に出場。なんと優勝を果たした。
ほぼ同時期には芸能人のレイザーラモンHGや、著名YouTuberのぷろたんなども挑戦したことで注目を浴びたNPCJであったが、最近では格闘競技者が挑戦することも多く目にした方もいただろう。しかし今回は、逆にそこから格闘技に挑戦することとなり、そしてプロとしてはじめて挑戦する格闘競技が、タイヤファイトということになりそうな大八木。
そのことについて驚きはないかと訪ねてみると、「色々なことに挑戦するのは昔から大好きで、今38歳ですが、たとえ40過ぎてもどんどんチャレンジは忘れないつもり」と貪欲。噂される対戦候補の印象については、「パンチというより、足技と言うイメージが強い。それゆえにパンチを磨いてくることはわかってはいるが、なるべく重心を低くして捌けば、私にも十分勝機が訪れると思う。」と強気発言。この日は幸先よく、キックルールで1分59秒ヒザ蹴りによるTKO勝利を収めた。
また、会場がマハラジャ六本木という老舗クラブということのイメージを尋ねると、「自分は茨城の田舎育ちなのでクラブ遊びとは無縁だったけど、今回入場ゲートがお立ち台ということで、また新しいチャレンジができるとワクワクしています。」と前向き。さあ、格闘技界に現れた“異色ファイター”は奇跡の挑戦を制することはできるのか?
大八木友美選手の所属ジム
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FREEDOM@OZ(フリーダムオズ)
公式ホームページ:http://www.freedomoz.com
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