ストロングスタイルプロレス7・29後楽園で初代虎の遺伝子を受け継ぐタイガークイーン爆誕!!

 6月17日(木)、都内にて『初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレス』が会見を行い、7・29後楽園大会で新たな虎、タイガークイーンの誕生を発表した。

 会見には初代タイガーマスク/佐山サトル、過激な仕掛け人・新間寿会長、ジャガー横田、スーパー・タイガー、平井丈雅代表が出席。タイガークイーン誕生の経緯を説明すると共に、2日後に迫った6・19川崎サポーターズマッチへの意気込みを語った。

 なお、会見の模様に続いて、新井宏氏による6・19川崎『初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレス 第1回タイガーサポーターズマッチ』の公式見どころをお届けする。


(向かって左から)ジャガー横田、初代タイガーマスク/佐山サトル、新間寿氏)
 
 会見冒頭、初代ターガーマスク/佐山サトルが、自らのデビュー40周年の今年、7月29日(木)後楽園ホール大会で、自らの遺伝子を受け継ぐマスクドウーマン『タイガークイーン』が誕生する事を発表。
 半年以上前から極秘に特訓をしてきたという『タイガークイーン』を、
「ストロングスタイルと女子プロレスが融合した素晴らしい選手、皆さんがビックリする」
と、紹介した。

初代タイガーマスク・佐山サトル

 
タイガークイーン

 続いて40年前、イギリス遠征中で帰国を渋る佐山サトルを、手練手管で何とか帰国させて初代タイガーマスクを誕生させた過激な仕掛け人・新間寿会長が
「おもしろき、こともなき世をおもしろく。すみなすものは『タイガークイーン』こういう風になってもらいたい」
と、高杉晋作の辞世の句から短連歌を詠み、『タイガークイーン』デビュー戦がコロナ禍を吹き飛ばす明るいニュースとなる希望を述べる。

新間寿会長

 
 最後にジャガー横田が、ストロングスタイルプロレスのアドバイザーへ就任した事を報告した後、佐山サトルと共に『タイガークイーン』の猛特訓を行っている事を報告、その完成度に自信をみなぎらせた。

『タイガークイーン』発表に続いては、2日後に新基軸である『タイガーサポーターズマッチ』を控えるスーパー・タイガーが登場。同じく出場するジャガー横田と共に、意気込みを語った。

スーパー・タイガー

「我々ストロングスタイルプロレスは、他団体と比べて試合数が少ない、その為に経験値が少ない、という面がありました。今回、闘いの場が増える事によって、ポテンシャル活かし、強さ以外の闘いを通しての表現の面でも、追い付き追い越せ、という気持ちで挑みます」

ジャガー横田
「試合数を増やした方が良いんではないですか?という提案をさせて頂きまして、『ディアナ』の道場マッチも見て頂いて、今回『サポーターズマッチ』が始まります。女子は私がマッチメークを担当しましたが、『ストロングスタイル』を意識して組ませて頂きました。男子と女子がお互い負けたくないという想いで、向上していって最高の試合が出来ると信じております」

初代タイガーマスク/佐山サトル
「今度出る雑誌でも話していますが、『佐山さんにとって初代タイガーマスクとは』と良く訊かれて『新日本プロレスの道場の3年間が総て』と応えています。道場マッチには大賛成です。道場マッチだからと言って手を抜く事が無いストロングスタイルプロレスの選手、ジャガーさんのところの選手、魂を共有して、プロレスの芽を吹き返していってもらえたら嬉しいです」

 

 以前の強さ、激しさに加え、闘いを通しての表現力が増して、その完成度の高さから興行としての評価もうなぎ登りのストロングスタイルプロレス。6・19川崎、7・29後楽園の2連戦で新しい試みの始まりと新戦力で、さらなる高みを目指していく事になりそうだ。 

■ 初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレス 第1回タイガーサポーターズマッチ
日時:6月19日(土) 開場15:00 開始15:30 
■会場:フォレスト幸洋 1階ディアナ道場
神奈川県川崎市幸区中幸町3-16-1 ※ JR「川崎駅」より徒歩8分。

■主催:初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレス
■共催:一般社団法人初代タイガーマスク後援会
■席種・料金:S席(最前列)7,000円/A席5,500円(税込)
■お問合せ:03(3833)3662(ユーレカ)
■チケット発売所 :e+ イープラス https://eplus.jp/tiger/

【対戦カード】
<メインイベント タッグマッチ 60分1本勝負>
スーパー・タイガー(ストロングスタイルプロレス) 間下隼人(ストロングスタイルプロレス)
 vs.
伊藤崇文(パンクラスism) 阿部史典(プロレスリングBASARA)

「スーパー・タイガーと間下隼人、ストロングスタイルプロレスの屋台骨を背負う2人が『第1回タイガーサポーターズマッチ』のメインを飾る。
 ストロングスタイルプロレスの至宝・レジェンド王座を藤田和之から奪回したスーパーと、UWAアジアパシフィックヘビー級王座から陥落し逆襲を誓う間下。めざすターゲットが異なるとあって、この2人がホームリングでタッグを組むのは非常に珍しい。が、これもまた『サポーターズマッチ』ならではの貴重な光景と言えるだろう。
 対戦相手はパンクラスismの伊藤崇文とプロレスリングBASARAの阿部史典だ。
 かねてストロングスタイルプロレス参戦を熱望していた伊藤は、昨年11・9神田明神で初参戦、船木誠勝とのコンビで鈴木秀樹&阿部組と対戦した。
 また、4・22後楽園ではタッグマッチで第1試合に登場。そして今回、実力、ファイトスタイルとも常連選手にふさわしいとの判断がくだり、待望のメイン出場となったのである。
 スーパーも伊藤との対戦を希望していたとあって、バチバチの闘いは必至。
 バチバチといえば、阿部を忘れてはならない。プロレス界のレジェンドが多数参戦するストロングスタイルプロレスでレギュラーの座を勝ち取ったのが、若い阿部である。これまでケンドー・カシンや村上和成との一騎打ちで予想困難、興味深い闘いを提供してきた阿部。しかもクセモノ相手にひるむことなく自身の世界観を貫いてきた。そして今回、サポーターズマッチながらもメインに抜擢。この試合の結果と内容しだいでは、レジェンド王座やUWAアジアパシフィックヘビー級王座戦線への参入も十分あり得るのではないか。となれば、ベルトを奪われた間下にも危機感が生まれる。外敵を迎え撃つことになった生え抜きチームはこの試合で何を感じ、本戦にどう活かすのか。
 タッグを組むとは言え、この試合はスーパーと間下の間接勝負でもある。7・29後楽園のカードにも影響を与えそうな『第1回タイガーサポーターズマッチ』。ここからいったい、何が生まれるのか!?」

<セミファイナル タッグマッチ 30分1本勝負>
ジャガー横田(ワールド女子プロレス ディアナ) 永島千佳世(フリー)
 vs.
倉垣翼(フリー) 藪下めぐみ(フリー)

「ストロングスタイルプロレスで、女子の試合はいまや欠かせない重要なピースとなった。その中心を担うのが、女子プロレスのリビングレジェンド・ジャガー横田だ。一般社会にも絶大なる知名度を誇るジャガーは、今大会後の6月28日にキャリア44年を迎える女子プロ界の大御所である。ジャガーはストロングスタイルプロレスには4大会連続の参戦で、いまや“女子部の顔”と言っていい存在。
 過去3度は新進気鋭の選手の壁として立ちふさがってきたが、対戦チームは1977年デビューのジャガーより若いとは言え、いずれも実績十分の選手ばかり。
 タッグを組む永島千佳世は、1995年に脅威の新人たちを輩出したGAEA JAPANの1期生。GAEA時代はタッグの名手としてならし、小柄ながらもスピード感溢れるファイトスタイルは健在である。倉垣は女子プロ屈指のパワーファイター。2人まとめて担ぎ上げるアルゼンチンバックブリーカーは必見だ。
 また、倉垣とタッグを組む藪下は、関節技の名手。柔道など格闘技のバックボーンもあり、ストロングスタイルプロレスにはうってつけと言えるだろう。それぞれがキャリアに裏打ちされたテクニックを披露すること請け合い。説得力十分なベテラン女子の闘いぶりに注目したい」

<第2試合 シングルマッチ 15分1本勝負>
TORU(TTTプロレスリング)
 vs.
石坂ブライアン(シアタープロレス花鳥風月)

「第2試合のTORUvs.石坂ブライアンは、トライアウト的カードと言えるだろう。
 どちらもローカルインディー出身で、佐山サトルのストロングスタイルプロレスが目をつけた有望株でもある。
 TORUは2018年10月デビュー、関西を中心に活動し、19年に拠点を関東に移した。20年末からガッツ石島のTTTに参戦し、今後への期待がかかっている。一方のブライアンは、18年1月に覆面レスラーとしてデビュー。覆面MANIAにレギュラー参戦し、18年8月に東京都北区で地域密着型シアタープロレスを展開する花鳥風月に登場。A-TEAMでのタッグマッチでスーパー・タイガー&間下隼人組と対戦したことをきっかけに、ストロングスタイルプロレス初登場が決定した。この試合で結果と内容を残し、本戦に進出する選手は現われるのか。このカードから、出世試合の瞬間が見られるかもしれない」

<第1試合 シングルマッチ 15分1本勝負>
佐藤綾子(ワールド女子プロレス ディアナ)
 vs.
青木いつ希(ショーンキャプチャー)

「記念すべき「第1回タイガーサポーターズマッチ」のオープニングを飾るのは女子プロレス、佐藤綾子vs.青木いつ希のシングルマッチである。
 今回、闘いの場はワールド女子プロレスディアナの道場。2011年に旗揚げしたディアナのオリジナルメンバーである佐藤は、ブランクこそあれ今年がデビュー20周年にもあたる。全日本女子プロレスから伊藤道場で再デビューを果たし、井上京子のディアナに合流。旗揚げ戦で初マットを踏んだSareee(現WWEサレイ)の成長に貢献するなど、これまではなにかと縁の下の力持ち的存在だったが、20年1・4横浜でSareeeを破りWWWD世界シングル王座を悲願の初奪取。
 同年10・11後楽園では、2度目の戴冠も果たしてみせた。今年4・18川崎で京子に敗れベルトを明け渡したものの、堅実なファイトスタイルはディアナの守り神と言ってもいいだろう。
 佐藤はストロングスタイルプロレス初参戦ながらも、今回、若い青木に胸を貸す。佐藤のスタイルが高い評価を得ているなによりの証ではないか。
 青木は日高郁人のショーンキャプチャーに所属し、いくつもの団体で引っ張りだこ状態という期待の星。ストロングスタイルプロレスには3・3後楽園以来2度目の参戦で、シングルマッチははじめてとなる。前回はジャガー横田&雪妃真矢組vs.安納サオリ&青木組で参戦し、最後はジャガーのローリング・カカト落としに敗れたものの、元気の良さが目を引いた。苦労人のベテランと新進気鋭の若手。サポーターズマッチのオープニングにふさわしい一番と言えそうだ」

※対戦カードは変更となる場合もございます。

■ 初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレスVol.11 〜初代タイガーマスク40周年記念第1弾〜
日時:7月29日(木) 開場17:00 開始18:00 
会場:東京水道橋・後楽園ホール

<タイガークイーンデビュー戦>
タイガークイーン
 vs.
X

■主  催:初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレス
■共  催:一般社団法人初代タイガーマスク後援会
■席種・料金:VVIP席(最前列・特典付):20,000円/VIP席(特典付):12,000円
RRS席:10,000円/RS席:8.000円 /A席:6.000円/B席5.000円
トライアルシート:3,000円/レディースシート(北側:女性限定)
■問合せ:ユーレカ事務局 03(3833)3662
■出場予定選手:
スーパー・タイガー(ストロングスタイルプロレス)、船木誠勝(フリー)、
ジャガー横田(ワールド女子プロレス ディアナ)、スーパー・ライダー(ストロングスタイルプロレス)、
将軍岡本、間下隼人(ストロングスタイルプロレス)、阿部史典(プロレスリングBASARA)他。

■チケット情報:発売中
e+(イープラス):https://eplus.jp/tiger/(パソコン&スマートフォン)
ファミリーマート店内Famiポート
チケットぴあ(Pコード:849-488):0570-02-9999、
チケットぴあのお店及び、セブンイレブン各店、http://pia.jp/t 
ローソンチケットhttp://l-tike.com/ (Lコード:32829)、ローソン各店、
チケット&トラベル T-1:03-5275-2778(近日発売開始)
オフィシャルショップ http://rjpw-shop.ocnk.net/