天龍引退/巌流島カード/新日AJ戴冠大阪/Glory復活/ミャンマーラウェイ/NoKickNoLife~マット界舞台裏2月19日号

 今週号の巻頭は、大きなニュースとなった“風雲登り龍”天龍源一郎の引退宣言を受け、その真相に迫る天龍特集だ。井上譲二氏からは、天龍源一郎が最後まで隠し通したかったであろう、とんでもない秘話を公開。そして、天龍がここまで引退を引き延ばした真相を全て解き明かした。 
 元々、角界、プロレス界で、晩節を汚すような現役を続ける先輩達を大勢、見てきている天龍。プロレスやプロレスラーがバカにされる事を何よりも嫌う古き良きプロレスラーの代表である天龍だけに、本当は、もっと早く引退したかったそうだが、それが許されなかったのは何故か? 長年の取材の成果が他誌にはない本稿に隠されている。

 安西伸一記者による、天龍引退発表記者会見の模様も合わせて収録。ミスター・プロレス最後の試合まで、これを読んで待つのも一興だ。更に貴重な写真も満載だ。

150213wb084Tenryu770520-761203TX※貴重!76年12月3日(右)と、カバーになった’77年5月20日付プログラム表紙(左)。デビュー戦が’76年11月13日、キャリア3年のテッド・デビアス戦というのは広く紹介されているが、テキサス州サーキットでは桜田一男らとラボックにあるレストランでの興行に出ていたことがわかる。
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 谷川貞治氏の連載『プチ格闘技通信』は、日本格闘技界において、今年最大の注目の的になるであろう『巌流島』のトーナメント組み合わせが遂に決定した事を受け、マル秘情報を次々と公開した。
 内部の人間だからこそ、浮かび上がる真実。巌流島プロジェクト発表後から、カードはいつ決まるんだと問い合わせ殺到だったが、遂に、遂に、目の当たりにする事になる! 谷川貞治を信じろ!
150213GanryujimaTournament2・28巌流島ディファ有明大会のトーナメント組み合わせが決定!谷川貞治がたっぷりと見どころを紹介
<リザーブファイト>
森川修次 (柔道/日本) vs. 三浦康彰 (空手/日本

<スーパーファイト>
渡辺一久 (ボクシング/日本) vs. グゥオ・チェン

<スーパーファイト>
山岸正史VS(空手/日本) (太極拳/日本) vs. 岩丸祐太郎 (少林拳/中国)
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 バレットクラブが王座独占という素晴らしい結果となった新日本プロレス大阪大会も現場レポートをばっちり行なった。この1試合の為に来日し、棚橋弘至を、遂にスタイルズ・クラッシュで仕留め、新IWGP王者となったAJスタイルズの雄姿に密着。全試合終了後、“マシンガン”カール・アンダーソンが全員を紹介していた時、あの“バッドガイ”スコット・ホールの息子、コーディ・ホールが紹介された時、AJスタイルズは、スコット・ホールと“ビッグセクシー”ケビン・ナッシュが行なう指さしポーズでコーディを讃えた。偉大なるレジェンドへの敬意も忘れない姿勢に感動だ。さらにAJのグローブをはめて勝利を祝福する子供達にもサービスを忘れない素晴らしい新王者誕生の瞬間だった。
 ジャイアント・バーナードと別れた後、新しい盟友としてドグ・ギャローズを迎え勢いに乗るカール・アンダーソンもタッグ王座を強奪。ギャローズは、WWEでストレート・エッジ・ソサエティ(CMパンクの禁欲教団)、TNAでは、エイシズ・アンド・エイツというヒールユニットの中心にいただけに、バレット・クラブでも大きな存在感を出している。この驚愕の大会レポートは必見だ。
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 K-1の分裂・失速後、イッツ・ショータイムまで吸収合併し、文字通り世界最大のキック団体となったGloryだったが、欧州から北米に拠点を移してから失速。華々しくアメリカ進出を打ちあげたものの、視聴率は芳しくない状態が続き、遂に大会日程の見直しが迫られた。そして仕切り直しとなったのが、この「GLORY19」だった。
 メインにヘビー級王座戦を組み、勝負を賭けたのだが、その内容はどうだったのか? 豊富な写真で大会を振り返った。

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 日本語メディアとしては『マット界舞台裏』が最も詳細に記事にしているであろう、ミャンマーの素手ムエタイ大会ラウェイに密着したのは、現役キックボクサーでもある専門家、紅闘志也記者だ。今大会は3日間もかけて行なわれたミャンマーとタイの対抗戦。東南アジア各国は、高度成長著しいが、中でもミャンマーは急成長を遂げている。そして経済と同じく、格闘技でも隣国であるタイに対抗意識を燃やしているのだが、今回はタイ側もトップ選手を揃えてきた。
 その結果、どうなったのか?全てここに書いてある。
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150211NoKick12_0565150211NoKick13_0636梅野源治がタイ人元王者に勝利、Aサワー引退する田中秀弥を介錯~NO KICK,NO LIFE 2015

 今のK-1は日本人を優勝させる為にルールも変え、強いタイ人も呼ばないと吠えた梅野源治がメインで登場した「NO KICK,NO LIFE 2015」も凄い画像で振り返った。あのアンディ・サワーも参戦して、豪華な大会となったようだが、その内容とは?

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