丸藤「やはり“持っていく”のは武藤。学ぶものある」 サイバーフェス一夜明け会見

 7日、サイバーファイトフェス6・6さいたまスーパーアリーナ大会から一夜明けのタイミングで3王者による会見が行われた。

 GHCヘビー新王者となった丸藤正道が、話題をかっさらった武藤敬司を「やはり“持っていく”のは武藤敬司だな」と振り返った。武藤の3年ぶりムーンサルトプレスが大会後のネットで騒がれたことで、「武藤さんから学ぶものはまだまだたくさんある」と丸藤はエムズアライアンスとしての盟友にリスペクトを込めた。

 なお、防衛ロードについては具体的な名前は出さず「アのヘビー級で主力でやってる選手」とするにとどめた。主なコメントは以下の通り。

丸藤「大会が終わってもなお、やっぱり武藤敬司という名前が世に出て。ひとつのムーンサルトが世をにぎわすっていう。やはり“持っていく”のは武藤敬司だなっていう。結果的にそうなりましたけど、自分が試合を通じて武藤さんから学ぶものはまだまだたくさんあると思って、自分も伸びしろがあるチャンピオンとしてこれからやっていきたい。開会宣言でサイバーエージェントの藤田社長が挨拶をしてくれましたが、私たちもサイバーグループとして、プロレス界の“ウマ娘”的な存在になれるように、しっかり頑張っていきたいと思います」

――ベルト新調後は初戴冠となるが?

丸藤「近年、コンディションという部分でもなかなかそこが気持ちとコンディション、体の調子が追いつかない部分があったんで。内心、悔しい気持ちはずっと持ってたんですけど、ようやくそこが均整が取れてきて、結果につなげることができました」

――防衛戦へ名前が出てくる選手は?

丸藤「ノアにはGHCナショナルというベルトがあって、結構色の強い防衛ロードを行っているので、違う部分を見せていかなくちゃいけない。やはりノアの選手とやっていきたいなと思ってます。ノアのヘビー級で主力でやってる選手とタイトルマッチ、このGHCの戦いで歴史をつくるというのも一つの役目だと思ってます」