カレン州パアンの村で2日連続のラウェイ大会はノーマスク・密集のノーマル大会!

 ミャンマーでは、2月1日政権転覆のクーデターを引き起こした軍部に対する、反軍政のデモへの武力弾圧が続き、国内の少数民族カレン、カチンなどは武力行使で対抗し、内戦状態にもなっている。
 そんな中、反軍事政権であるKNU/KNLAのような武装勢力が多く、内戦状態のカレン州パアンの村で5月25日、26日ラウェイ大会が開催された。5R戦はなく、メインは3R戦に女子、子供、新人は2R戦となっており、ILFJ日本大会にも出場したソー・ミン・アウンに、ゴールデンベルト2018年67㎏王者キャー・ポークも出場していたが詳細結果は不明。初日大会、判定有ラウェイWLCにも出場しているソー・ター・ンゲ、中堅選手同士の試合ルワンチャイ vs. ナットキャット・アウンは3R時間切れ引分。2日め大会ではラウェイ独自の勝ち抜き戦“アウンラン・ファイト”でソー・ペイ・レイが優勝した。
トップ写真:密集の会場でマスクをしている観客は、ほぼ皆無

選手・セコンド関係者もノーマスクで試合準備

■『LETHWEI CHALLENGE FIGHTS』
日時:2021年5月25日、26日 12:00開始(日本14:30)
場所:ミャンマー・カレン州・パアン

初日 25日
<ラウェイ 3分3R>
△アウン・イェ・リン-Aung Ye Linn
 時間切れ引分
△ソー・ター・ンゲ-Saw Thar Nge

<ラウェイ 3分3R>
△ルワンチャイ-Lwann Chai
 時間切れ引分
△ナットキャット・アウン(2018年ゴールデンベルト57kg準優勝)-Natkhat Aung

2日 26日
アウンラン・ファイト優勝
ソー・ペイ・レイ-Soe Pay Lay

優勝したソー・ペイ・レイは、マンダレー・ユナイテッド・ラウェイ・クラブ期待の新鋭選手

ラウェイ独特の勝ち抜き戦“アウン・ラン・ファイト”は、大会、参加選手数、レベルによりルールは変わるラウェイルールでの勝ち抜き戦。
・3ラウンドを闘い、そこで決着がつかない時は、30分のノンストップ・ファイトを行う
・30分でも決着がつかない時は“コイン・トス”で“運”による決着となる
・30分のノンストップ・ファイトの際、一方の選手が水分補給を要求して、相手もそれを認めれば1度の“ドリンクタイム”をとることができる 
 

 現在モバイルデータ通信が基本的には使えないミャンマーでは、インターネットがWiFi利用でないと使えない状態で、主となっている連絡ツールFacebookは、クーデター軍に通信制限をかけられWiFi、VPN通信を利用して現地から発信されている。TwitterやGoogle系も同様で中国のインターネット事情と類似してきた。