エドゥアルド・ヴァルタニアンが判定勝ち!ロシアOpen Fighting Championship 4

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 5月21日(現地時間)にロシア連邦モスクワで『Open Fighting Championship 4』が開催された。このOpen Fighting Championshipは2020年から発足したMMA大会である。
 今大会のメインには、元ACB暫定ライト級王者だったエドゥアルド・ヴァルタニアンが参戦。元ジャングルファイト・ライト級王者でロシアM-1を主戦場にしていたミッチェル・シウバと対戦した。他団体の元王者同士の対戦だが、下馬評では当然、ヴァルタニアンが圧倒している。試合は、下馬評通り、ヴァルタニアンが圧倒。身長はシウバの方が上だが、テイクダウンに成功しグランドで上を奪ったヴァルタニアンが試合を有利に進めて判定勝ちとなった。
 セミファイナルでは日本のDEEPと提携して合同興行を行っていたWSOF Globalのヘビー級王者であるエフゲニー・エロヒンが登場。ライトヘビー級王座決定戦でウラジミール・セリバーストフと対戦した。ジェフ・モンソン、マイク・カイルなど世界的な大物に勝利しているエロヒンが下馬評でも有利だが、先にダウンを奪ったのはセリバーストフでワンツーでエロヒンがダウン。グランドでバックを奪って攻めるセリバーストフだがエロヒンがしのぐ形になった。そして2Rはエロヒンが逆襲でパンチラッシュに膝蹴りでセリバーストフからダウンを奪って勝利。エロヒンが逆転のTKO勝利で新王者に輝いた。
 またフェザー級王座決定戦も行われ、こちらはブルーノ・レベルソとアレキサンダー・ゴロジンで争われた。下馬評は地元ロシアのゴロジン有利で試合もグランドで上を奪ってコロジンが攻めていたが、4R、スタンドでの攻防でレベルソの膝蹴りがカウンターで決まってコロジンがダウン。追撃のパウンドでレフェリーがストップしレベルソが逆転TKOで勝利して、新王者に輝いた。

■ Open Fighting Championship 4
日時:2021年5月22日(現地時間)
会場:ロシア連邦モスクワ

<ライト級>
○エドゥアルド・ヴァルタニアン(ロシア)
 判定
●ミッチェル・シウバ(ブラジル)

<ライトヘビー級王座決定戦>
○エフゲニー・エロヒン(ロシア)
 2R TKO
●ウラジミール・セリバーストフ(ロシア)

<フェザー級王座決定戦>
○ブルーノ・レベルソ(ブラジル)
 4R TKO
●アレキサンダー・ゴロジン(ロシア)