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5月21日(現地時間)にメキシコシティ・アレナメヒコで『CMLL アレナメヒコ金曜日定期戦』が開催された。
今大会は、長く自粛で無観客試合を行っていたアレナメヒコで遂に観客を入れての興行が許可されて復活する大会となった。人数制限はあるものの遂に観客を入れた大会という事でメインはカリスティコ、ミスティコの新旧ミスティココンビとロス・ゲレーロス・ラグネロスを脱退宣言したエウフォリアが組んだチームと、そのゲレーロスにテクニコのボラドールJr.が加わったチームが対戦した。テクニコのトップ勢にゲレーロス内紛が入り乱れたタッグ戦で、まずはゲレーロ組がジャベで一本目を取ると、カリスティコ組もラ・ミスティカの共演で二本目を奪い返す。そして運命の三本目だが、ここで仲間割れしたゲレーロとエウフォリアの因縁が爆発。ゲレーロがエウフォリアの覆面をはぎ取ってしまい反則負け。結果、カリスティコ組が三本目は反則勝ちとなり、カリスティコ組の勝利となった。
セミファイナルでは、アレナメヒコの象徴ことアトランティスがバルバロ・カベルナリオ、エル・テリブレというルードと組んだ混成軍で、ネグロ・カサスと新生ダイナマイト兄弟のチームと対戦。まずはカサス軍が先取するも、二本目はアトランティス組が取り返す。そして運命の三本目はアトランティスが老獪にカサス組を誤爆させて分断したところ、最後はテリブレがジャベを極めて勝利。アトランティス組が勝利した。
■ CMLL アレナメヒコ金曜日定期戦
日時:2021年5月21日(現地時間・放送日)
会場:メキシコ合衆国メキシコシティ・アレナメヒコ
<6人タッグマッチ>
○ミスティコ、エウフォリア、カリスティコ
2-1
●ウルティモ・ゲレーロ、ボラドールJr.、グラン・ゲレーロ
<6人タッグマッチ>
○アトランティス、エル・テリブレ、バルバロ・カベルナリオ
2-1
●ネグロ・カサス、サンソン、フォラステロ
<6人タッグマッチ>
○へメロス・ディアブロ1号、へメロス・ディアブロ2号、エチセロ
2-1
●エスピリトゥ・ネグロ、レイ・コメタ、ティタン
<タッグマッチ>
○プリンセサ・スヘイ、レイナ・イシス
1-0
●ジュビア、ハロチータ
<タッグマッチ>
○イホ・デル・ビジャノ3号、テンプラリオ
1-0
●フライヤー、ストゥーカJr.