ディラノ・テイラーとジョナスキ・ソホが新王者に!Titan FC 69

(C)Titan FC

 5月14日(現地時間)にドミニカ共和国サントドミンゴで『Titan FC 69 Taylor vs. Matos』が開催された。
 UFC、ベラトール、PFLに次ぐ北米第4のメジャー団体となっているタイタンFCは全米生中継だけでなく、UFCファイトパスでも中継されている。その為か、UFCの大会と同日同時刻に重ならない様に開催されるようになった。一応、他団体ではあるが、ベラトールの様にUFCと敵対している訳ではなく、協力体制という感じだ。
 今大会はウェルター級、ライト級の二階級で王座決定戦が組まれたが、大会開催地がドミニカ共和国なので、地元ドミニカ共和国の選手が抜擢された。メインで行われたウェルター級王座決定戦は4連勝中のディラノ・テイラーとMMA8戦無敗のカルロス・マトスが対戦。テイラーはタイタンFCで勝利を重ねているが、マトスはローカル大会で勝利を重ね、タイタンFC初参戦でいきなり王座戦となった。この経験の差が出たのか、試合はテイラーがテイクダウンを奪いグランドで上になる展開が続く。試合後半はテイクダウンは出来ずともテイラーがマトスを金網に押し込む展開が続き、判定でテイラーが勝利して、新王者に輝いた。
 セミファイナルで行われたライト級王座決定戦はジョナスキ・ソホとルカス・マルテという中南米同士の激突となった。当然、地元ドミニカ共和国のマルテが人気だが、試合はソホが前に出る猛攻。マルテも盛り返すものの、最後はソホがグランドでチョークを極めて一本勝ち。ソホが新王者に輝いた。

■ Titan FC 69 Taylor vs. Matos
日時:2021年5月14日(現地時間)
会場:ドミニカ共和国サントドミンゴ

<ウェルター級王座決定戦>
○ディラノ・テイラー(米国)
 判定
●カルロス・マトス(ドミニカ共和国)

<ライト級王座決定戦>
○ジョナスキ・ソホ(ベネズエラ)
 2R リアネイキドチョーク
●ルカス・マルテ(ドミニカ共和国)

<ウェルター級>
○ロミ・ハメッド(ロシア)
 判定
●エリアス・サントス(ドミニカ共和国)

<ウェルター級>
○ジャレット・バタンコート(米国)
 1R 2分47秒 リアネイキドチョーク
●マイケル・ポランコ(ドミニカ共和国)

<バンタム級/5分3R>
○セアン・モラ(キューバ)
 判定
●ルイス・ペラルタ(ドミニカ共和国)

<ライト級/5分3R>
○ライ・カリスタ(米国)
 1R 1分56秒 ツイスター
●マイク・オラヤ(コロンビア)