[ファイトクラブ]”超武闘派集団”GRACHAN岩崎代表「元草野球チームが今ではオールスター戦(RIZIN)に輩出」

[週刊ファイト5月20日号]収録 [ファイトクラブ]公開中

▼”超武闘派集団”GRACHAN岩崎代表
 「元草野球チームが今ではオールスター戦(RIZIN)に輩出」
 ”格闘技界の異端児”岩崎ヒロユキ代表インタビュー
 by 神宮寺しし丸
・末端から這い上がるストーリー
・RIZINに出れない選手の理由
・関係者はみんな知っているGRACHANの選手の魅力とヤバさ
・金太郎選手と大塚隆史選手は伊藤空也と獅庵の試合をちゃんと見てない
・5年後のGRACHANは凄いことになる
・格闘技界の足を引っ張りたくない


 6月27日(日)丸善インテックアリーナ大阪で開催される「Yogibo presents RIZIN.29~RIZIN JAPAN GRAND-PRIX 2021 バンタム級トーナメント 1st ROUND~」へ伊藤空也(BRAVE/GRACHANバンタム級王者)、獅庵(パラエストラ大阪)の2選手を送り出すGRACHAN。2008年の旗揚げから13年。「武闘派」と揶揄された団体が、今や他団体も無視できない”超武闘派集団”へと変貌を遂げ、日本MMAの中心へ侵攻する。そんなGRACHANの代表、岩崎ヒロユキ氏に話を訊いた。

「関係者はみんな知っていますよ。GRACHANの選手の魅力を」


 「末端から這い上がるストーリー。元草野球チームが今ではオールスター戦に選手を輩出できた」
 と語る岩崎代表。しかし、喜びはしたものの驚きはなかったという。
 「RIZINさんは本当に選手をしっかりと見ている。よく『なぜRIZINからオファーがないんだ!』と言う選手がいますが、強さや華を含めてまだ実力が足りていないということです。それくらいRIZINさんは各団体の選手の実力をきっちりと把握している」
 RIZINマッチメーカーの柏木氏はGRACHANの会場へも観戦に訪れていたという。

 「そうやって選手の実力を見られれば見られるほどGRACHANの選手が選ばれると思っています。関係者はみんな知っていますよ。うちのトップ選手の魅力とヤバさを。獅庵が祖根寿麻選手に勝ったのも驚きはなかったです」

 RIZINバンタム級トーナメントでは、伊藤空也は金太郎、獅庵は大塚隆史との対戦が決まっている。抽選会では金太郎、大塚が伊藤、獅庵を指名する形で対戦が決まった。
 「まぁ、舐められているのでしょうね。そこに悔しさとかはないです。実績から見てもそうなるでしょう。でもね、金太郎選手と大塚選手は空也と獅庵の試合をちゃんと見ていないんだろうなぁと。まぁ、試合が楽しみですよ」
 そう言ってニヤリと笑った岩崎代表。

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