ラウェイ外国人王者デーブ・レダックが、ブアカーオにムエタイ侮蔑発言を含め、挑戦を継続!

 昨年からタイの伝説的選手となっているブアカーオ・バンチャメーク(タイ)に挑戦を表明している外国人ラウェイ王者と見做されるデーブ・レダック(カナダ)が今度はブアカーオの家庭問題(娘への養育費催促のトラブル)を引き出し、「お金を支払う為に私と闘わなければなりません」やムエタイをラウェイより下にみる侮蔑発言をSNS上でも発信して煽っている。


 これに対してMTBF(ミャンマー伝統ボクシング連盟)タイ代表のThant Zin Ooは、「ラウェイとムエタイは東南アジア発祥の伝統競技であり、ともに健康、強い心、団結とお互いの敬意を称える為、長い歴史を共に持っており、ムエタイとラウェイの関係は良好なものであります。デーブ・レダックの発言は、ミャンマーラウェイとは全く関係のないもので、不適切で、受け入れられるものではありません。」とMTBFは関係していないことを述べている。

 両者、体重はブアカーオ70-72㎏、デーブ・レダックは80㎏での試合が多く、デーブレダックは「75㎏がベスト体重だが70-72㎏でも減量する」と述べており、試合ルールもラウェイ、ムエタイと決まっておらず、デーブ・レダックの知名度アップの為とも思える挑戦だが、実現はするのか?


デーブ・レダック(カナダ)ミャンマー名 ဒေဝ (ディワ)
29歳
188㎝
MMA、ムエタイからラウェイ転向
ラウェイ6勝勝6分
‐2020 Spartaラウェイ王者
‐2019 WLCクルーザー級王者
-2018 MLWC-3王者
-2017 ILFJ Frontier王者
-2016 Air KBZ王者
最新試合は、昨年11月7日アメリカ・ワイオミング州シャイアンで行われた『Sparta Wyoming 4』で外国人ラウェイ王者経験のあるセイラス・ワシントン(USA)にKO勝


ブアカーオ・バンチャメーク(タイ)
38歳
174㎝
272戦236勝24敗12分
-2016 Kunlun Fight(昆仑决) 70kg ムエタイ世界王者
-2015 武林風/WLF(Wu Lin Feng) World Championship
-2015 WMCムエタイ (154 lb)世界王者
-2014 K-1 World MAX 2014 World Championship 準優勝
-2014 WBCムエタイ・ダイヤモンド世界王者 (-70 kg).
-2014 WMCスーパーウェルター級 (-69.9 kg/154 lb) 世界王者
-2012 Thai Fight トーナメント王者(-70 kg).
-2011 Thai Fight トーナメント王者 (-70 kg)
-2011 WMC世界スーパーウェルター級王者
-2010 シュートボクシングS-Cup世界王者
-2009 WMC/MADムエタイ世界王者
-2006 K-1 World MAX王者
-2006 WMC世界スーパーウェルター級王者
-2005 S-1世界スーパーウェルター級王者
-2005 K-1 World MAX 2005 準優勝
-2004 MTA 世界ムエタイ王者
-2004 K-1 World MAX王者
-2003 KOMA GPライト級王者
-2002 Toyotaムエ・マラソントーナメント(140 lb)勝者
-2002 オムノーイ・スタジアム・ライト級王者
-2001 タイプロフェッショナル・ボクシング協会フェザー級王者
-2001 オムノーイ・スタジアム・フェザー級王者