アンドラデらが参戦発表!AAA レイ・デ・レイジェス2021

(C)AAA

 5月1日(現地時間)に会場非公開でAAA『レイ・デ・レイジェス2021』が開催された。
 メキシコの二大ルチャリブレ団体AAAだが、世界的なコロナ自粛に伴い2020年5月に無観客大会を行った後、興行を自粛していたが、2020年10月から興行を再開、基本は無観客で興行を行っている。
 そして今回は春のビッグマッチであるレイ・デ・レイジェスだが、大事件が起こった。それはメインで行われた、AAA絶対エースのサイコ・クラウン、人気者のパガノ、ルードの重鎮チェスマン、そしてCMLLでも活躍していたサム・アドニスの4WAYマッチで起こった。試合は凶器が入り乱れる乱戦となったが、突如、黒装束の二人の男が乱入したのだった。黒装束はアドニスと結託し、残り三人を次々に攻撃。そしてリングを占拠すると2人は正体を現した。それはライバル団体CMLLのトップ選手であるディアマンテ・アスールとプーマ・キングだったのだ。

 AAAとCMLLは犬猿の仲であり、トップ選手が電撃移籍というサプライズとなったのだった。更にスクリーンが映し出され、今度は元CMLLのラ・ソンブラ、先日WWEを退団したアンドラデが映し出されたのだった。アンドラデはメキシコ人としてケニー・オメガに奪われたAAAメガ王座(AAA世界ヘビー級王座)奪還を宣言。オメガにAAA年間最大大会「トリプレマニア」で挑戦、王座をメキシコに取り返すと宣言したのだった。アンドラデは盟友ルーシュらが旗揚げするメキシコの新団体フェデラクション・レスリングに参戦する事は発表されており、AAAとフェデラクション・レスリングが協力体制となる可能性も出てきた。そしてリングではプーマ・キングが自分らの新ユニットは「ラ・エンプレッサ」だとアピール。
 また提携団体のインパクト・レスリングの女子王者デオナ・プラッツォも現れ、AAA女子王者となったファビー・アパッチェとダブル王座戦も決まった。次々と他団体の大物がAAAに参戦するサプライズとなった。

■ AAA レイ・デ・レイジェス2021
日時:2021年5月1日(現地時間)
会場:メキシコ合衆国会場非公開

<4WAYマッチ>
-サイコ・クラウン
-パガノ
-チェスマン
-サム・アドニス

ノーコンテンスト

<レイ・デ・レイジェス2021>
勝者:ラレド・キッド
参戦選手
エル・テハノJr、マーダー・クラウン、アエロスター、ドラゴ、アビスモ・ネグロJr.、イホ・デル・ビキンゴ、ミステシスJr.

<女子レイ・デ・レイジェス>
勝者:ファビー・アパッチェ
参戦選手:
フラマー、チカ・トルメンタ、マラビジャ、レディ・シャニ、セクシー・スター

<AAAラティノアメリカ王座決定戦>
勝者:タウルス
参戦選手:
オクタゴン、ビジャノ3号Jr.


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