緊急事態宣言下でのイベント、東京は中止だったろうが名古屋はやりますとのことでプロレスリング・ノアの『the GLORY 2021』が予定通り開催。これまでの流れの一つの集大成となる大会だったが、前哨戦でやられていた武藤敬司が22分53秒奮闘して、マサ斎藤の当たって砕けろ精神を継承するマサ北宮にシャイニングウィザードをブチ込んでGHCヘビー級王座を防衛。
また、事前のポスターやABEMA生配信のCGアニメでもテーマだった怪獣大戦争の藤田和之vs.杉浦貴は、肉体と肉体の真向勝負が18分08秒繰り広げられ、期待通りのド迫力戦に。オリンピック予選スラムで杉浦が藤田をKO、白目を剥いて横たわる藤田の巨体は担架に乗せられ運ばれていった。
GHCナショナル選手権のベルト奪回に成功した杉浦がマイクを取ると、チームを組んでいる桜庭和志が「ボクも欲しい」と次期挑戦者に名乗り出ている。
■ NOAH the GLORY 2021
日時：4月29日（木・祝）15:00～18:00
会場：名古屋国際会議場 イベントホール
＜第8試合 GHCヘビー級選手権試合＞
[王者]○武藤敬司
22分53秒 シャイニングウィザード⇒体固め
[挑戦者]●マサ北宮
58歳の武藤敬司、受けて、受けて、受けまくります。これが王者だ！
解説席にいた丸藤正道がリングインして、いよいよ次に出陣となった。
＜第7試合 GHC ナショナル選手権試合＞
[王者]●藤田和之
18分08秒 オリンピック予選スラム⇒体固め
[挑戦者]○杉浦貴
※第4代選手権者が初防衛に失敗、杉浦が第5代王者となる
これぞザ・肉弾戦！ キングコングvs.ガメラの怪獣対決が2021年に堪能できました。
＜第6試合 6人タッグマッチ＞
○丸藤正道 望月成晃 田中将斗
17分36秒 新型虎王(仮)⇒片エビ固め
清宮海斗 稲村愛輝 ●岡田欣也
＜第5試合 GHCジュニア・ヘビー級タッグ選手権試合＞
[王者]○小川良成 HAYATA
18分36秒 エビ固め
[挑戦者]日高郁人 ●NOSAWA論外
※超高校級ラ・マヒストラルを切り返して
※第42代選手権者が5度目の防衛に成功
大先輩・小川良成のやる気を引き出す試合デザインのGHCジュニア・ヘビー級タッグ選手権試合は、やはりNOSAWA論外ブッカーが自分で寝てました。これでいいのだ。
＜第4試合 6人タッグマッチ＞
○桜庭和志 村上和成 ケンドー・カシン
10分48秒 サソリ固め
モハメド ヨネ 谷口周平 ●井上雅央
＜第3試合 シングルマッチ＞
△鈴木鼓太郎
11分02秒 ダブルフォール
△進祐哉
＜第2試合 タッグマッチ＞
○中嶋勝彦 仁王
11分49秒 ヴァーティカルスパイク⇒体固め
齋藤彰俊 ●宮脇純太
＜第1試合 6人タッグマッチ＞
小峠篤司 原田大輔 ●矢野安崇
11分54秒 顔面G⇒片エビ固め
大原はじめ 吉岡世起 ○YO-HEY
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’21年05月06日号UFC有観客最高益 Impact歴史初Kオメガ 昭和怪獣対決+ノア 新日香川