ローリー・マクドナルドが一本勝ち!PFL 2021 #2: Regular Season

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 4月29日(現地時間)にニュージャージー州アトランティックシティで『PFL 2021 #2: Regular Season』が開催された。
 世界唯一の総合格闘技(MMA)リーグであるプロフェッショナル・ファイターズ・リーグ(Professional Fighters League、PFL)は、レギュラーシーズン、「勝ち抜き」プレーオフ、シーズンを締めくくるチャンピオンシップで闘う個人のファイターが参加する真のスポーツとしてMMAを提供する最初の組織である。MGM Televisionとの新しい提携は、世界中の3億人のMMAファンとの交流の最大化を目指すPFLマルチプラットフォーム配信に、台本なしのプログラムとショート形式のコンテンツを提供する。当初の台本なしシリーズは、ファイターの日常生活をファンに提供し、チャンピオンがPFLリーグ・プレーオフで出場権を獲得するパラレル・トーナメントを特徴とする。
 今大会はライトヘビー級とウェルター級の二階級のリーグ戦が行われた。メインはUFC、ベラトールというメジャー団体でトップとして活躍したローリー・マクドナルドがPFLに移籍しての初試合。対戦相手のカーティス・ミランダ―も元UFC、ベラトールだが、元ベラトールのウェルター級王者だったマクドナルドとは実績が違うので下馬評では当然、マクドナルドが圧倒的有利となっている。試合は下馬評そのままマクドナルドがテイクダウンを奪い、バックに回ってチョークで一本勝ち。期待に応えて完璧な勝利になった。
 セミファイナルでは人気者のレイ・クーパー3世がフランスのジェイゾン・ポネと対戦。UFCやベラトールから移籍してくる選手が多い中、クーパー3世はPFL生え抜きと言ってよいキャリアだけあって下馬評もリード。こちらも下馬評の通り、クーパー3世が三角締めで一本勝ちしている。

■ PFL 2021 #2: Regular Season
日時:2021年4月29日(現地時間)
会場:アメリカ合衆国ニュージャージー州アトランティックシティ

<ウェルター級>
○ローリー・マクドナルド(カナダ)
 1R 3分38秒 リアネイキドチョーク
● カーティス・ミランダ―(米国)

<ウェルター級>
○レイ・クーパー3世(米国)
 1R 1分23秒 三角絞め
●ジェイゾン・ポネ(フランス)

<ウェルター級>
○ジョアォン・セフェリーノ(ブラジル)
 判定
●グレイソン・チバウ(ブラジル)

<ライトヘビー級>
○エミリアーノ・ソルディ(アルゼンチン)
 判定
●クリス・カモージ(米国)

<ライトヘビー級>
○アントニオ・カーロス・ジュニオール(ブラジル)
 1R 4分43秒 ギロチンチョーク
●トム・ローラー(米国)

<ライトヘビー級>
○セザー・フェレイラ(ブラジル)
 1R 0分37秒 TKO
●ニック・ローリック(米国)

<ウェルター級>
-サディボウ・シ(スイス)
 2R 1分56秒 ノーコンテスト
-ニコライ・アレクサヒン(ロシア)

<ライトヘビー級>
○マールシン・ハムレット(ノルウェー)
 2R 0分50秒 三角締め
●ダン・スポーン(米国)