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4月24日(現地時間)にメキシコシティ・アレナメヒコで『CMLL アレナメヒコ創設65周年興行』が開催された。
今大会は、文字通りルチャリブレの殿堂であるアレナメヒコの創設65周年興行で、メインではミスター・アレナメヒコと呼ばれデビュー以来30年以上、常にアレナメヒコの主役であったアトランティスの復帰戦が組まれた。まさにアレナメヒコを象徴するアトランティスはビジャノ3号、ウルティモ・ゲレーロという超大物ルードの覆面剥ぎに成功したCMLL生え抜き中の生え抜きエースだが怪我とコロナ自粛で十五か月間、欠場しており、遂にこの大会で復帰となる。対戦相手も宿命のライバルであるウルティモ・ゲレーロ率いるルード軍でアトランティスはボラドールJr.、そしてゲレーロと喧嘩別れしたエウフォリアを従えての登場となった。試合はまずゲレーロ組がジャベの共演で取るも、二本目はボラドールJr.とエウフォリアが取り返す。そして三本目は、リングでアトランティスとゲレーロが対峙し、必殺のアトランティダが極まってアトランティスが勝利。記念大会、復帰戦でアトランティス組が勝利した。
セミファイナルでは新旧ミスティココンビのカリスティコ、ミスティコが保持するCMLLタッグ王座に新生ロス・インゴベルナブレスであるアンヘル・デ・オロ、エル・テリブレが挑戦した。ルーシュら創設メンバーがCMLLを去ったロス軍だが、メンバーで唯一CMLLに残ったテリブレがチャベス兄弟と組んで再編成。現在、制御不能軍団としてCMLLを席捲しており、この勢いで王座も奪いたいところだ。試合は一本づつ取り合って運命の三本目。ミスティコがテリブレからフォールを奪うと、カリスティコがオロにラ・ミスティカを極めて勝利。新旧ミスティコ組が王座防衛を果たした。
■ CMLL アレナメヒコ創設65周年興行
日時:2021年4月24日(現地時間・放送日)
会場:メキシコ合衆国メキシコシティ・アレナメヒコ
<6人タッグマッチ>
○アトランティス、ボラドールJr.、エウフォリア
2-1
●ウルティモ・ゲレーロ、バルバロ・カベルナリオ、グラン・ゲレーロ
<CMLLタッグ王座タイトルマッチ>
○カリスティコ、ミスティコ(王者)
2-1
●アンヘル・デ・オロ、エル・テリブレ(挑戦者)
<ナショナル・トリオ王座決定戦>
○ヴィールス、ラシエル、カンセルベロ
2-1
●ゲレーロ・マヤJr.、ストゥーカJr.、スタルJr.
<タッグマッチ>
○ダリス、ハロチータ
2-1
●マルセラ、アマポーラ
<タッグマッチ>
○チャムエル、ガジート
2-1
●ミクロマン、サカリアス
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