悪の「フキゲンです★」登場 笑劇的だった引き出しの多さ スターダム

 10日、スターダムが『CINDERELLA TOURNAMENT 2021(1回戦)』後楽園ホール大会を開催した。

 4日の横浜武道館大会の敗戦によりSTARS(本隊)から大江戸隊(ヒール)への転向を余儀なくされたゴキゲンです☆はリングネームをフキゲンです★に改める。コスチュームこそ大江戸隊Tシャツと急造だが、ペイントは怪奇派バージョンとなり、額には「フ」の文字があしらわれた。刀羅ナツコに連れ回されるイヤイヤ入場だったが、試合開始からまもなくしてエプロンでナツコとの合体ロープ攻撃を決めるフキゲン。ゴキゲン時代からのポーズまでナツコとのダブルとなり、レフェリーから「ノリノリじゃねぇか」とツッコミが入る。

 途中で「戻って~、ゴキゲンさん!!」と岩谷麻優から声がかかると、フキゲンは頭を抱えて耐えるようなポーズ。それでいて、ピンチになると逆に岩谷に「麻優さ~ん」と猫なで声で揺さぶり。ノーザンライトスープレックスで岩谷を叩きつけてから「ふかしたタバコを踏みつけて消す」演技のフキゲンに、レフェリーが今度は「ものすごいワルじゃないか!!」と突っ込んだ。“中の人”がどこの誰かはわからないが、引き出しの多さはまさに笑劇的だった。

 
■ スターダム CINDERELLA TOURNAMENT 2021(1回戦)
日時:4月10日(土)11:30
会場:後楽園ホール 観衆606人(コロナ対策限定人数=主催者発表)

<第0試合>
〇妃南
 6分24秒 体固め
●レディ・C

<第1試合/トーナメント1回戦>
〇ひめか
 6分37秒 JPコースター⇒片エビ固め
●羽南

<第2試合/トーナメント1回戦>
〇舞華
 8分27秒 オーバー・ザ・トップロープ
●小波

<第3試合/トーナメント1回戦>
〇ウナギ・サヤカ
 6分51秒 オーバー・ザ・トップロープ
●刀羅ナツコ

<第4試合/トーナメント1回戦>
〇吏南
 4分40秒 オーバー・ザ・トップロープ
●AZM

<第5試合/トーナメント1回戦>
〇スターライト・キッド
 6分23秒 エプロンでのキッちゃんボム⇒オーバー・ザ・トップロープ
●渡辺桃

<第6試合/トーナメント1回戦>
〇岩谷麻優
 4分16秒 スモール・パッケージ・ホールド
●フキゲンです★

<第7試合/トーナメント1回戦>
〇ジュリア
 4分21秒 ノーザンライト・ボム⇒片エビ固め
●琉悪夏

<第8試合/トーナメント1回戦>
〇林下詩美
 8分59秒 ジャーマン・スープレックス・ホールド
●白川未奈

<第9試合/トーナメント1回戦>
〇上谷沙弥
 5分48秒 スワンダイブ式フランケンシュタイナー⇒オーバー・ザ・トップロープ
●中野たむ

<第10試合/トーナメント1回戦>
〇朱里
 9分26秒 バズソーキック⇒片エビ固め
●なつぽい
※朱里「シンデレラ・トーナメント2回戦で林下詩美とやりたい、そして優勝して赤いベルトに挑戦する」


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